2020年04月




 私事になりますが、

 このたび、

 長年の付き合いでありました、









 一重まぶたを、卒業しました!!!




 結婚報告だと思ったか!? 馬鹿めッ! 一生ねぇぞ、きっとな!!


 あっと、ごめん早速訂正。

 奥二重でした。


 まつ毛のすぐ上(1mmくらい?)に線があって、俗に言う“まつ毛線”でみんなあるやつだろうと思っていたらうちのママさんもねーやこと姉にもあり、奥二重だそう。へぇー(棒)

 パパさん? あの人はパッチリ二重……いや、三重だから……(震え声)



 二重のり → 一瞬くっついてもすぐ剥がれる

 二重テープ → 位置にもよるけれど、目頭側に付けるとまぶたがひっくり返る。目尻側に付けるとわずかな奥二重で二重テープの意味がない。通常場所に付けるとテープがまぶたの上にくっついてるだけ、二重どころかまぶたが乗らない。

 くっつけない二重 → いやこれ実質のりとかわらないよ。



 っていう。どんだけわたしゃまぶたが厚いのよ、って。
 あと目を開ける力も弱いようで、クワッとした?ギョロっとした?目が出来ないんですよ。なんか睨んでる風になっちゃう。

 これに近視と乱視が入ってるからね……0.1と0.3だもん……。



 施術3日前にふと、「二重にしたいな……」と思ったが吉日即行動! ポチっとWEB予約をする。
 翌日確認の電話があり「行きまぁす」したあと口コミを見て震える。そこの店舗じゃなくて全体的な方ね。


 私的に一番怖いワードが、「一番高いやつを勧めてくる。何十万何百万。」という勧誘系なんですよ。みんなはちゃんと断れる??? 私は無理だ!!!

 でもそれは城●クリニックや●須クリニック、湘●美容外科も一定数あるからまあどこもそんなものなんじゃないでしょうか。

 カウンセラーと密室にいたら××されちゃうかもしれないってやつか。もちろん××に入るのは“勧誘”ね。成人指定の同人音声にありそうなタイトルだな……。



 で。
 仕事終わりに駅まで送ってもらって、行った先は大宮。The都会。

 都会だけど、なんか……違法キャッチは~とかの看板があって「あっ、そういう都会?」みたいな……。わかる? 都会=ビル街じゃないんだよ。大人のお店ってやつさ。

 そんな路地を歩いて、よくわからんケバブ屋を避けてエレベーターへ。

 ほぼ最上階。

 なんというか……すごい、きらめいてる……場違いじゃない……? 間に合わないから仕事着のまま来ちゃったんだけど……。

 受付に行くと、みんな美人で……チチでけぇ! 美容整形外科だもんな!

 個室の待合室へ案内される。掲示物的に医療脱毛推しみたい。
 レストランみたいな呼び鈴を鳴らして書き終わったカルテを渡す。すぐカウンセリング室へ案内される。

 カウンセラーの人も、めっちゃ美人でパイオツカイデーでした。つい見ちゃうよね、話す時チラチラっと。

 どういう二重になりたいか聞かれて、芸能人の顔がまったく思い浮かばない私は「へ……平行二重で……」と申す。

 平行だと蒙古壁があまりない人じゃないと厳しいそう。だから目頭切開と。

 ヒッ……! さ、流石に切るのは……!

 と、埋没だけで極力平行に近づけてくれるとのこと。


 蒙古壁って、アレね。目頭のところにある皮膚ね。モンゴロイドの特徴。
 えっ? 生まれつき無い人がいる? 純日本人なのに?
 ……きっと、ご先祖様に外国の血が入ってるんだよ。3代4代前とか(適当)

 子供とか幼い顔している人って結構大きいんだよね。私も昔の写真みたらなんか目頭側だけグルンって丸まってるの。歳を取ると無くなっていくから若い人の特権だよ。
 確かに、今のほうが普通の?目をしているかな……。童顔とは言われるけど……幼いのは精神もだよ! あと感性もね!


 まぶたが厚めということで瞼の脂肪取りもしたほうがいいとのこと。しないと二重だけぶよっとしちゃうかもとのこと。ふむふむ、たしかに……えっと、お値段はそりゃあ別にかかりますよね……お、おいくらですか……?(心の声)

 それから、眼板法と挙筋法の違いやナノカット、麻酔の針の大きさとかの説明。


カウンセラー「――――と、ここまで説明してきましたが、やっぱり気になるのはお値段ですよね^^」


 ひっ、よ、よくおわかりで……。

 ずらーっと並べられた料金表。麻酔代は別だけど、最小で\14,000~最大で\580,000。

 それに、瞼の脂肪取りが\100,000くらい。高ぇ!

 ……もともと4万前後のやつにしようと思って、10万しか持ってこなかったんだ……クレカはJCBしか持ってなくって、使えないんだ……。


 学割使えますか?→あっ、そうでした学生さんでしたよねっ!学割使うとお得になりますよーっ!→3割引きくらい(脂肪取りはそのまま)→たっ、たりねぇ……!


 そのまま半笑い無言で3分経過。


 も、モニターってどうですか……?→あー……モニターと学割は併用できなくて、モニターよりも学割のほうが割引率高いんですよねー→あっ、そ、そうですか……。


 心の中で、公式サイトのモニター募集の100%OFFっていうのあったんだけどなぁ……とぼんやり思ふ。


カウンセラー「――――ちょっと待ってくださいね^^」


 しばらくして戻ってきたカウンセラーの方。


カウンセラー「院長先生に聞いて来ました。モニターになってくれるのなら――――」


 ここで料金表に訂正が入っていく。
 一番と二番目に高いのにすれば瞼の脂肪取りを0円に。
 \140,000~の料金を半額ちかくに。
 分割払いの手数料分を実質無料に(施術料から値引く)。


 な、なにそれ……もう1、2番目に高いのしか選択肢ないじゃん……!


 ここでカウンセラーの方退場。数分後に入ってきたのはイケメン院長先生。


 公式サイトの画像はもう少し若くてかっこいいって思ったけど実物はやっぱこうか……。
 そんな失礼なことを心の中で思いつつ、でもやっぱりかっこいい! ジャニーズにいそうなレベル! きゃー!



 二重ラインに当てて、どのくらいがいいか聞いていく。
 どのプランかはまだ決めてないし言ってないんだぜぇ?


院長先生「――――と、このくらいかな。」

院長先生「そうだね、このくらいなら自然だし……もっと可愛くなると思うな」


 やんっ/// そんなこと言われちゃ……っ! もう……やるしかないじゃないの、んもう! 先生、んもう!///

 ホストに入れ込んでしまう人の気持ちがわかった瞬間でした。


 結局、1番高いのを選びました。あぁ、ダメだわ私……。
 でも先生微笑んでくれたし、いいや……。37万がなんぼのもんじゃい……。


 執刀は院長先生がしてくれるとのこと。


カウンセラー「院長先生うまいですよ~^^」

 えっ、院長先生ですか!?

カウンセラー「他の先生でも大丈夫ですが~」

 い、いえっ、院長先生でお願いします!

カウンセラー「ふふふ、ですよね~^^」


 い、いいんだ……。予約の時、院長先生指定しなかったけど……。ハァー、誤算なうれしさだ……。


 そこからは同意書や分割のローンの契約書を書く! 書く! 書きまくる!


 それからモニター撮影として施術前の写真を撮る。ライトとか、バックとか、モデルになった気分……。


 で、手術室。
 エステとかの設備みたい。いや、エステ受けたことないけど。


 そこでも幅の確認。印付け。これが意外と長いのよ。


 その後、笑気麻酔を吸う。
 あっ、これ親知らず抜歯でやったところだ!
 コツはつかんでる! 刮目せよ、わずか1分で効いてきた――――えっ、これ強くない? 大丈夫?

 笑気麻酔って耳がボァーっとつまった感じで身体が重くなっていくんだよ。ぶっちゃけ気持ちいいよ、私はね……。ふふ……。


 目が開いた布を覆って、消毒。麻酔入りの目薬点眼。視界がぼやけるよ。
 麻酔針は一番細いやつだったからかそんなに痛みはないね。……歯の麻酔のほうが痛いな、これ……。
 ただ動画で予習として見ちゃったからね……。まぶたの裏に赤い粘膜あるでしょ?
 そこをね、指でつまんでめくってね……麻酔針を刺して注入するんだよ……自然に戻らないから指でトントンしてまぶたを戻すの。ゾワゾワしちゃうね。
 やられてる方は「うわっ、先生たちが見えるッ! 目閉じよ(これで視界は真っ暗になるが実際は閉じてないみたい。麻酔と視神経すごいよね)」で、すむから、まぁ……。

 この後まぶたを少し穴開けて脂肪を取る。もちろん血も出るぜ。
 出すためにグーッ!と圧されるから「めっ、目ぇつぶれるぅ!」と思ってた。

 そして埋没だ。
 縫う時にもまぶたの裏をめくるのね。……目とまぶたの隙間にピンセットを通してね……。ヒィィ……。


院長先生「力抜いててねー」

 !?でしょ、そりゃあ。
 そんなこと言われたらむしろ身構えちゃうってもんよ、人間だもの……。

 糸針を通すみたいで、あっ、痛い。
 ……この時、力を入れてしまった右まぶたはのちに内出血することになってしまうのだった……。


院長先生「力抜いててねー」

 あっ、次は左か。はい、わかりました。あっ、いてぇわやっぱ。


院長先生「力抜かないと内出血しちゃうからねー」

 ……もう、おそくないですか……? 先生……。



 なんだかんだで施術終了! 15分くらい。
 やり直しもなしですんだ! もうあの針と糸が通る感覚はイヤだ……。

 感染防止の抗生物質と痛み止めの薬と目薬を貰い、直後の写真を撮ってエレベーターへ。

 お見送りしてくれるんだよ、すごい……。


 その後、あとからやってきたねーやこと姉と前にあるゲームセンターで合流。


姉「うわっ……」

私「えっ、そんなに腫れてる?」

姉「いや……右目の方……」

私「あぁ……内出血……」


 そのまま電車で帰る。

 車内で家族と何人かの上司様に報告。
 「俺、二重手術うけっから!」って言っちゃったし、隠すつもりもサラサラないしね。
 まさか今日行って今日やるとは思わなかったって言われたよ、ハハ。


 到着駅から車で家まで送ってくれることに。


姉「お腹すいたと思って買っておいたよ。このパン好きでしょ」

私「うん、ありがと……痛い」

姉「目が?」

私「歯が」


 そう、2日前に矯正で締めたばっかりだったんだよ。パワーチェーンも前歯に付けてるしで痛くて噛めない! 仕方がないから唇で頑張って噛み切って食べたよっ! ちょっと固めのチョコがけドーナッツとか、いやまあ好きだけどさっ、こんな痛いなか食べると思わなかったよっ! 食べないという選択肢はないッ! お腹すいたんだっ!


 ……だからかな、いまだに「二重手術って痛いの!?」「終わった後とか痛いでしょ!?」って聞かれると……歯の痛みしか思い出せないんだよね……。あれはマジで痛かった……歯が……。


 あぁ、終わった後すぐメイクとかできないよ。それが売りでも、ね。
 腫れるし、ばい菌入りそうで怖くてムリ……。



 施術前↓
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 自撮りアプリを使ってこれ。


 終わった直後のおめめ↓
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 糸とつっぱった感がすごくわかるし、目を開けると痛いからこれくらいしか開けられない。


 数時間後↓
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 あら、いいんじゃない? と思ったが数分後。内出血が広がる。


 翌日↓
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 どちら様ですか?目ヤニが滅茶苦茶多くて取らないと目を開けられないほど。夜から腫れが酷くなる。


 次の日↓
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 が、ガチャピン……。目ヤニは相変わらず多いし、熱を持ってる感じがする。内出血の程度を見るために普通のカメラ、自撮りアプリ使うとキレイに消されちゃうから……。


 次の日↓
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 少しマシになった……? 触ると痛いから触っちゃダメだよ!


 次の日↓
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 目が開くようになったね、こう見ると……。しかし殴られたかのような内出血だな……。


 次の日↓
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 美容室に行く。髪をリンハルトヘアーからシルクヘアーに。アッシュブラウンに染めちった。ヘヘッ、よく染まったな。しかしこの目を見て美容師さんは何を思っただろうね。


 次の日↓
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 お仕事です。宣言してしまったため、皆からまず目を見られる。これからも目から見られることになるんだよね……。いや、全然見てくれて構わないよ、隠すことじゃないし……。髪色と相まってハーフ系みたいだ……。


 2週間目↓
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 もうだいぶ腫れがひいてるね。この頃からメイク再開。カラコンも入れて大丈夫だった。


 3週間目↓ 
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 内出血もないし、普通の二重って感じ! 幅はまだちょっと広いかな、わかってるのか、おい!


 で、1ヶ月経った(1ヶ月くらいで完成と言われている)おめめがこちら!
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 末広だねぃ、平行にならなかったねぃ。
 まあ仕方がない。蒙古壁が突っ張ってるからね。

 その証拠に蒙古壁を内側へひっぱると平行二重になるという。先生しゅごい……。


 二重になってよかったと思うことは……まつ毛が上を向いてくれることかな。
 ビューラーする時もまぶた挟まないし、シャドウも消えない! ライナーは失敗したらモロ見えになるから慎重になるけど!
 生え際が見えるからすごく違和感。でもこれが二重の人にとっちゃあ普通のことなんだね……。

 あと、ネットで見ると瞼の脂肪取りくらいじゃあんまり取れないから意味ない――――みたいな意見もあるけれど、軽い力で目が開けられるようになったので私には効果があったようです。
 なんというか……目を開けるーじゃなくて、瞬きの反動で開いちゃう、みたいな?

 相対的に目が大きくなったおかげで小顔にも見える、とママさんに言われました。真意かどうかはわからぬ。

 お客さんに可愛い上司様と一緒に接客してた時「ふたりとも可愛い」って言われたこと。いや真意かは(ry

 似ている顔のねーやこと姉とならんでみると、前までは私のほうが目の作り的に小さく見えていたけど今では私のほうが大きく見える。気がする。
 (ほぼ一重の半開き目VS自称奥二重の三角目)
 ふっ……積年の思いは叶えたぜ……。

 カラコンしてバッチリメイクをして、上から自撮りアプリ使ってやるとなんか目が大きすぎて気持ち悪いことになる。あ、あぁ~、モデルさんとかのやつってこういうことかぁ~。

 しかし、こう二重にしてみてわかったことは……ずっとママさん似で免許証の写真も私含め家族全員で見間違えるレベルだったのに、パッチリ二重(三重?)のパパさんと似ているなぁと。う~ん、見事な遺伝子だ。


 と、なにやっても二重になれなかった私にとっては大満足な結果となりました。バイバイ! 37万円! 22歳でローン地獄だよ! HAHAHA! なぁに大したことないさ!


 思えば、アニメキャラの二重って平行になるよね。目の上にあるし。よく外国人の骨格だとか言われるし。

 しかし、名探偵コナンのキャラクターって末広二重なんじゃないかとさっき気がついた。


 そして自撮りアプリは神。




シノノメ「おーい、出てこーい! 今日のおやつは柏餅だってよー」


—ガサッ!


キサラギ「柏餅!? やったー!」ヒョコッ

キヌ「食べる食べるー!」ピョコン

シノノメ「お前ら本当に野生に帰ってるよな」

キサラギ「そう?」モグモグ

キヌ「う〜ん、おいしー♪」パクパク

ミドリコ「グレイも降りて、一緒に食べよう?」

グレイ「……よくわかったな、流石俺の従妹だ」シュタッ!

シノノメ「……っ! ……グレイ、か……」ジリ…

グレイ「あ? なんだその反応は?;」

シノノメ「いや、niconicoでシノグレのキス唾動画観てつい」

グレイ「お前なんつーもん観てんだよ」

シノノメ「か、勘違いするなよ!?///; 俺はただ【キス唾】【再生数の多い順】で検索しただけで……ッ!!!;」カァァ…!

グレイ「頬染めるな気色悪い」

ミタマ「で、再生して観たのでしょう?」

シノノメ「あぁ」

グレイ「殺せ、暗夜人だ」

シノノメ「これは手厳しい」

ミドリコ「いいから食え」

グレイ「おいちょっと待て桜餅じゃないんだから葉っぱは食えn

シャラ「……それが、グレイの最期の言葉になったのだった……」

カンナ♀「グレイは生命活動を停止、死んだのだ……」

シノノメ「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

エポニーヌ「素晴らしい匂いを嗅ぎつけて!!!///」ガサッ!!

キサラギ「わっ、出たぁ!」

ヒサメ「今日のノルマ達成ですね」

カンナ♀「キサラギと言えば、オキャクサンダー!とワッデター!だもんね」

キサラギ「えっ、そうなの?」

キヌ「匂い……? エポニーヌもどう? 柏餅ー」スッ

エポニーヌ「? なにこの葉巻……? この葉にいったいなんの意味が……?」

シノノメ「食いつくとこはそこかよ」

キサラギ「なるほど、柏餅だけにね!」

シノノメ「えっ?」

キサラギ「えっ?」

ミドリコ「エポニーヌ。……世の中、無駄なことなんてないのよ」ポン

カンナ♀「柏の葉農家に仕事を与えてあげているんだよ。……パセリ農家しかり、菊農家しかりね」ポン

エポニーヌ「幼少組成長し過ぎでしょ」

オフェリア「え、エポニーヌ! 速いわよー……;」

フォレオ「まずはご挨拶からでしょう?」パカラッ

シノノメ「違う、そうじゃない」

エポニーヌ「あぁ、お邪魔しマスターベーション」

ミタマ「それ、流行っているのですか?」

ルッツ「マスターベーションってなにー?」

キサラギ「広辞苑によると手淫のことだって」

ルッツ「へぇー!」

カンナ♀「またひとつ賢くなっちゃったね!」

ルッツ「で、手淫ってなに?」

キサラギ「シグレが教えてくれるって」

シグレ「Σえっ!? 俺!?」

シノノメ「というか待て。いつの間にかぞろぞろと暗夜軍来てないか?;」

ジークベルト「お邪魔するよ。……あ、シノノメか、丁度良かった。はい、手土産の“バタースコッチ”だ」スッ

シノノメ「オッス、あんがと我が友よ! 俺は決意を抱いた!」

ジークベルト「はあ・・・」

シノノメ「お前もはまだだったのか」

ジークベルト「えっ、誰?;」



〜〜〜



ジークベルト「意外と風通りがいいんだね?」

シノノメ「おう! なんたって白夜だからな!」

ジークベルト「それはよくわからないが、少々羨ましいとは思う」

フォレオ「暗夜はじめーっとした暑さですからね。少し暗いですし」

キサラギ「まるで日本みたいだね!」

フォレオ「えっ、日本?」

ジークベルト「……そちらの方が、日本とやらに近いと思うが……;」

シノノメ「で、今日は何の用だ?」

ジークベルト「特には。ただ、シノノメ達の顔を見たくなっただけだ。皆元気そうで何よりだよ。」

シノノメ「えっ……?///」トクン…

エポニーヌ「(えぽ。」

フォレオ「オフェリア、布団圧縮袋」

オフェリア「空き缶潰し機ならあるけど……」

エポニーヌ「ごめんなさいでした」

ヒサメ「暗夜って物騒過ぎではありませんか?」

ソレイユ「まあね。命がいくつあっても足りないよ。」

シノノメ「おーしっ! じゃあこっちの悪戯(あそび)をしようぜ!」

グレイ「なんでお前のあそび変換はそうなるんだ?」



〜〜〜



シノノメ「まずはこれを用意します」

ジークベルト「……あぁ、ニュースペーパーと言うものか」

キサラギ「次にさつまいもを用意します」

シノノメ「で、これを包んで焚き火に放り込みま————焚き火ねぇよッ!」スコーン!

グレイ「ツッコミどころはそこか?;」

フォレオ「……この時期に、よくスイートポテトが手に入りましたね?」

キサラギ「万が一の飢饉に備えて常備しているんだよ」

フォレオ「へぇ……」

シノノメ「これを丸めて————」クルクル

マトイ「Σきゃぁああ!! ゴキブリがぁああ!!;」

シノノメ「————魔神剣ッ!」シュピッ!

ゴキブリ「ウワー」ポトッ

シノノメ「……と、まあ、これでチャンバラごっこをするんだ」

ジークベルト「ごっこの割りには死人……死虫? が出ているが……」

シノノメ「誤差よ、誤差」

フォレオ「……あ、あの……。……ソレ、に触ったその棒でやり合うんですか……?;」

エポニーヌ「Σッッ!!?; そ、ソレにさわった棒!? ヤりあうですって!!?///」

フォレオ「オフェリア。annazonで例の物を注文しておいてください。」

オフェリア「大根おろし器とハバネロソースよね?」

エポニーヌ「ごめんなさいでした」ドゲザァ

シノノメ「……わ、わぁったよ……; 俺の分は作り直すとする」

キサラギ「本当、シノノメはフォレオに甘いよねー」

シノノメ「ば、バーローっ;」

フォレオ「とっても優しい方ですよ、シノノメは」クスッ

シノノメ「えっ……///」トクン…

エポニーヌ「これだよ! わたしが もとめていたものは!」

ソレイユ「なんてこと ユーノ!」

フォレオ「粗大ごみ回収日はいつでしたっけ?」

オフェリア「確か明後日だった気がするわ」

エポニーヌ「ごめんな サイラス」

ベロア「くだらナイトの心得ですね……」

ゾフィー「あっ、それいい! 今度父さんに使おーっと!」

ミドリコ「……どうしてこういつも中々始まらないのかしら……」

ディーア「馬鹿しかいないからだろ」



〜〜〜



イグニス「俺の台詞が毎回ほとんどない件について」

ミタマ「はい」ポスッ

イグニス「Σピィィイイイイイイイイイッ!!?; ぜ、絶滅するぅううううううううう!!!」ゴロンゴロン

ディーア「どっかの兎人みたいになってるぞ」

カンナ♂「ディーア、覚悟ーっ!」ブンッ!

ディーア「っと」スッ

カンナ♂「えぇーっ!?」

ディーア「…………。」

カンナ♂「————ディーア、覚悟ーっ!」ブンッ!

ディーア「……イテッ」ポコン

カンナ♂「やったー! ディーアから取ったぞー!」

ディーア「…………。」フゥ…

ベロア「……ディーア……」

カンナ♂「記念に一枚ー! ほら、ディーアもっ!」スッ!

ディーア「親子してエフスタ蝿かよ」

カンナ♀「やーっ!」ブンッ!

ディーア「っと」スッ

カンナ♀「えぇーっ!?」

ディーア「……お前には、しないからな」

カンナ♀「なんでー!? かわいいは正義でしょー!? 1000年に1人の美少女だけど声もかわいいカンナだよー!?」

ディーア「おいやめろ」

ベロア「……スン。カンナ、あなた……良いモノを持っていますね?」

カンナ♀「えっ、あ、うん。さっきグレイからもらった(奪った)金平糖なら」ゴソゴソ

ベロア「ください。くれないならあなたの枕の中身をそば殻からカマキリの卵にしますよ。」

カンナ♀「たかが金平糖数個でここまで脅されるとは思わなかったよ。」

カンナ♂「甚だ遺憾である」

カンナ♀「それだっ!」

ディーア「懐かしいな」



ルッツ「ちゃんちゃんばら、ちゃんばら♪」

ミドリコ「やっぱりルッツはお子様ね」

ルッツ「むっ、ミドリコには言われたくない!」

ミドリコ「勝負よっ!」


 「「デュエル、スタンバイッッ!!!」」


ゾフィー「あのふたり、カードゲームで戦い始めたんだけど」

オフェリア「デュエルマスターズはプレイヤーにもダメージが行って最悪死ぬわ」

ゾフィー「えっ」

ソレイユ「オフェリアーっ!^^」

オフェリア「トンダンペろくど にいかせのみやっ!」シュバッ!

ソレイユ「やみこ、参上ッ!」ザッ!

オフェリア「ちっ……、これを避けるとは……」

ソレイユ「だから当たったら自分の世界に還ることになるからやめてってッ!;」

ゾフィー「えっ、ソレイユは幽霊なの?」

ソレイユ「黙秘権を使用する」



シグレ「みんなして俺のこと忘れていませんか? ヒロインの息子ですよ? DLCでは主役ですよ? 透魔では王ですよ? なあおい」

キヌ「ほらマトイ。王だって。お金持ってるよ。同じ天馬騎士でしょ、行ってあげなよ」グイッ

マトイ「あ〜らごめんなさい、アタシは王が好きなんじゃなくて既婚者が好きなのよ。キヌが行ってあげなさいよ、動物呼び寄せが出来るから好きなだけ食べられるわよ」グイッ

キヌ「言ってて悲しくならない?」

マトイ「殺処分」

キヌ「Σなんで!?;」

ヒサメ「……なぜ、これほどまでに人気がないのでしょうね、彼は……」

グレイ「いふまんがじゃ主役なのにな。やっぱ髪色か?」

シグレ「あの、本人がいる前でそういうこと聴こえる音量で話します?;」


 「「「うん、聞こえるように言ってるから」」」

 「やはり くそ」



ジークベルト「ふむ……。これなら当たっても大したことはない……練習用木剣は頭蓋骨骨折からの脳震盪が起こるケースもあったしな……」フムフム

シノノメ「こえぇよ」

キサラギ「あ、でも手を切ることはあるよ」

フォレオ「……あっ」ピッ

エポニーヌ「アッー!ですってーーーーー!?///」ズシャァァ

フォレオ「あっ、もしもし……ゼロさんですか? エポニーヌが自室のクローゼットを中身ごと焼却処分を望んでおりまして————」

エポニーヌ「すみませんなさい」

ジークベルト「たっ、大変だっ! 衛生兵ーっ! あるいは救護班ーっ!;」

シノノメ「おーおー、慌てて珍しいこって」

ジークベルト「何故そんなに落ち着いていられる!? フォレオが怪我をしたのだぞ!?」

シノノメ「そんな軟弱じゃダメだ。男ってのはな、怪我をして大きくなるもんだ。」

ジークベルト「それが白夜式か。こちらではいかに綺麗でしなやかでいるかにかかっているのだ」

シノノメ「乙女ゲームの攻略対象かよ」

キサラギ「だいじょうぶー?」

フォレオ「だ、大丈夫です……このくらい、ライブで……っ!」スッ…

キサラギ「そ、そこまでするほどじゃないと思うけど……; ……そうだっ!」スッ

フォレオ「えっ————」

フォレオ「ッ?!」

キサラギ「……これくらいなら唾を付けておけば治るって、シノノメが言っていたんだ!」

フォレオ「シノノメの話を信じて大丈夫なのでしょうか」

シノノメ「言ってくれるじゃねぇか錦糸玉子が」

エポニーヌ「いやいやいや! これはエポ案件でしょうが!! なに普通に会話しているの!? もっと『キサラギはフォレオの前で跪くと、そのか細くしなやかな右手をとり朱く滴る人差し指に口付けを落とし、貪る』くらいの表現できないの、このSSは!!?」ガバッ!!

シノノメ「ある訳ないだろ、恥ずかしさで死ぬ」

エポニーヌ「作者が?読者が?」

フォレオ「————ジークベルトが」

ジークベルト「むっ……貪る……っ///;」


 「「「えぇ……」」」


フォレオ「乙女ゲームのキャラクターの真似をして、よく恥ずかしさでうずくまっておりますから……」

シノノメ「ジークベルト……」

キサラギ「悪役令嬢転生のやつ、見れないねぇ」

ジークベルト「彼らには羞恥心というものはないのか……!? 神聖な舞踏会で『既成事実を作ってしまえばいい』だの『奪うのはこれではすまない』だの……!」

シノノメ「なんだ見てんじゃねぇか(憤怒)」















END…











リョウマ「花見と言うのも悪くはないな。」ウンウン

タクミ「……花なんか見て、何が楽しいんだか」フゥ…

ヒノカ「まあ、花見=酒:5 会合:3 食事:1.7 その他(観賞含む):0.3だからな。どれも好きではなければつまらないだろうな。」

リョウマ「確かに、酒も会合も関係ない子供には面白くないな」

タクミ「子供扱いしないでよ!! ————あー、楽しいなぁー!!!」ドカッ

オボロ「ささっ、タクミ様。代わりに甘酒をどうぞ」トクトクトク…

ヒナタ「んっ? 前、タクミ様酒飲んでなかっ

オボロ「あ゛ぁ゛ん゛?」

ヒナタ「桜餅もありますよー!」

タクミ「じゃあとりあえず神無月で」

ヒナタ「もしかして:アスペルガー」

オボロ「こらヒナタ! 全国のアスペルガー障害の方々に失礼でしょう!?」

タクミ「うん、ふたりは僕に失礼じゃない?」

ヒノカ「無い物をねだったお前が悪い」

アサマ「まったくですな」

セツナ「アサマが腹踊りを見せてくれるってー……ヒノカ様ー……♪」ワーイ

ヒノカ「なんだと!? おーい、皆ー! アサマが腹踊りするってー!!」

アサマ「酔っ払いの言うことを信じるのは寝言と会話すること並にしてはならないことですよ、そんなに呼ばれて囲まれてもやるわけないでしょう? ちょ、袈裟引っ張らな

アクア「現実は非情なのよ」ズズ…

カムイ♂「アクアはその台詞好きだねー」ハハハ…

ミコト「1番、ミコト歌いまーす♪」スクッ!

オロチ「おっ、良いぞー♪」

ユキムラ「ちょっ、止めてくださいよ!?; ユウギリさんも!!;」

ユウギリ「これだよ、わたしがもとめていたものは!」

ユキムラ「はあ・・・。」

ミコト「いちごを食べよう♪ パフェにケーキに大福♪ みんな食べたら幸福♪」

サクラ「母様が歌い始めてしまいました」

ツバキ「しかも恋はア・ラ・モードって、東京ミュウミュウのエンディングですよー?; もう何年も前のアニメじゃないですかー……;」

サクラ「なぜそんなに詳しいのですか? くまもんはおひとりでやられているのですか?」

ツバキ「えっ?」

カザハナ「あんの義母(ババア)、サクラの十八番を先に歌いやがって……!!」ギリッ…

サクラ「十八番ではありませんが……、待ってくださいその漢字はおかしいです」

イザナ「チッチチチチ、おっぱ〜い☆ ボインボイーン♪」

サクラ「どうしましょう、イザナ様まで歌い出してしまいました」

カムイ♀「大人はですねぇ、アルコールが入ると子供より手がかかるようになるんですよ。まるで老人介護ですねぇ」ホゥ

ミコト「は???」

ヒノカ「……って、カムイ!?」

カムイ♂「えっ、ぼくぅ?」

ヒノカ「いやそっちではなくて」

カミラ「だーれだっ♪」スッ…

ヒノカ「普通こういう時って目を覆うものではないのか? 何故胸部を————Σどこを触っている!!?///;」バッ!!

カミラ「あらカワイイ反応♪」

カミラ「……Aの70ってところね」ボソッ

ヒノカ「殺す」

レオン「へぇー、こんな時世に花見とか白夜は低能すぎるね。乳酸菌取ってる?」

タクミ「どうしよう。現時的なことからの古すぎるボケが来てどう対処したらいいかわからない。」

カムイ♀「マスク、アルコール消毒液、こまめな手洗いうがい。そして自撮りで新型肺炎なんてイチコロです」カシャーッ☆

タクミ「いや、それはおかしい」

マークス「む……。感染リスクが高過ぎる……。帰るぞ、我々が罹っていては国民に示しが付かない。」パカラッ

リョウマ「知ってるか? 土足およびどこかしこも馬で移動しているそちら側のほうが不衛生で感染の危険性があることを」

マークス「暗夜は全国民へ金銭の授受、ドローンによる生活必需品の配達。そして医療整備も万端。……白夜はどうだ?」

リョウマ「 マ ス ク 2 枚 だ ッ! ! ! 」ドヤッ

マークス「馬鹿だろ」

リョウマ「あぁ」

マークス「認めるな。認めたらすべてが終わる。」

ミコト「白夜には神の力がありますからね」フフ















 =おまけ=


シノノメ「おー! なかなかに良い見栄えだなー!」

ヒサメ「えぇ。……とても、綺麗な夜桜です」

キサラギ「ほら見てー、毛虫ー!」

マトイ「とりあえず、蚊取り線香とキンチョールを持ってきて正解だったわね」シューーー!

毛虫's「「「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ(木から転がり落ちる)」」」

シャラ「……毛虫で出来る呪術ないかしら」

ミタマ「『宵桜 共に舞い散る 毛虫かな』」サラサラ

キヌ「あっ、この子ニャッキだっ! ニャッキー!!!」

ミドリコ「けむしさん、ちょぉーっとだけつぶさせてー? ……なにかいい材料とれるかなぁ?」

キサラギ「うん、うちの女性陣ってみんな強いよね。」

シノノメ「あぁ。多分、俺たちより丈夫で強いだろうな。」

フォレオ「キャッ!; 毛虫さん……」

オフェリア「シッシッ! あっちへお行き、トロン」

毛虫's「「「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ(雷撃で黒焦げになる)」」」

フォレオ「今、雷の最大魔法撃ちませんでした?」

オフェリア「知ってるかしら? ミルクとイチゴシロップを混ぜるとイチゴミルクになることを」

フォレオ「へぇ……! イチゴシロップは確か白夜に売っていましたね、買って帰りましょう」

オフェリア「ふう、危なかった」

エポニーヌ「……見た目に違いが見られない毛虫から、美しくメスよりも輝くような蝶になる……! それは美しいオスのほうがモテるから、なら地味なオスは……下剋上で美しいオスを襲うのだわ……! あぁ、奥深いわ、蝶人生……ッ!!」クラッ

ルッツ「毛虫は蝶じゃなくて蛾になるって教えたほうがいいのかな?」

ディーア「あのモードに入ったら人の話を聴かないから無駄になるだけだ」

ルッツ「そっか」

ベロア「クンクン……、おいしそうなもの、ありますね?」ヒョコッ

マトイ「あ、お赤飯とお団子なら……」パカッ

キヌ「あっ、ベロアだー! ぜんまいざむらいの真似してー!」

ベロア「しません」

シノノメ「……って、いつの間に暗夜の連中も……?」

キサラギ「え、今更?」

ジークベルト「すまない、自粛自粛で皆飽きてしまってな。父上たちに内緒で来てみたら、見たことのある面々がいると駆け出していってしまった」タッ

シノノメ「おう、そうか。まぁ、俺も、まあ、別に……会いたくなかったわけじゃないしな?」

キサラギ「素直になりなよシノノメー」

シノノメ「ジークベルト、好きだ」

ジークベルト「えっ」

エポニーヌ「(えぽ。」

フォレオ「さーて、お裁縫でもしましょうか。エポニーヌを針山にして。」

エポニーヌ「ゆるして クレイン」

キサラギ「素直になりすぎでしょ」

シノノメ「いや、これには1円硬貨の高さより大きい訳があってだな」

グレイ「ほう、2cmの高さより大きい訳とやらを聞かせてもらいたいものだな」

エポニーヌ「Σやっぱり三角関係だったのね!? ここが情報ハウスね!?///」フンスー

フォレオ「縫い針」

エポニーヌ「陳謝」

ジークベルト「お、驚きはしたが……確かに、私もシノノメが好きだ」

シノノメ「えっ……」トクン


 「「「えっ?」」」

 「なぜそちらにも聞こえている」


ジークベルト「もちろん、シノノメ以外の面々もね。でなければこうして話したり遊んだりはしないだろう?(王子スマイル)」


 「「「ま、眩しい……ッ!!!;」」」


ミドリコ「グレイ、あなたの負けよ」ポン

グレイ「……勝てねぇ……勝てねぇよ……。こんなヤツが王子だったんじゃ、……勝てるわきゃねぇやな……」

マトイ「どこ住み? LINKやってる?」

ミタマ「マトイ……?」

ソレイユ「あっうん! やってるやってるー! まだ交換してなかったっけ?」

マトイ「邪魔すんな鈴木」

ソレイユ「死のう……」

オフェリア「メンタル弱っ」

シノノメ「ッ、マズい……! 俺のほうが王子感あふれているのに、この取られようは……ッ! ————くッ、隊長コールッ!!! セイッ!」


 「「「たーいちょうっ!! たーいちょうっ!!」」」

 「ありがとう、心の友よーーーーっ!」


ゾフィー「……こっちもリーダーコールする?」

ジークベルト「……いや。至近距離で飛沫が飛ぶ合唱はしないほうが良いと父上も仰っていた。感染したくなければ、と」

フォレオ「……早く、前みたいな生活に戻りたいですね……。」














END…












 お花見……。



グレイ「よおクレア! 俺とあんあんするですぅ(ハート)ってな!」

クレア「……淫獣が……」キッ



グレイ「俺の何がいけなかったと言うんだろう。」

ロビン「存在自体じゃないか?」

グレイ「中々黒いこというな、茶色の小瓶」

ロビン「黒か茶色かどっちだよ!」

クリフ「いや、台詞がダメでしょ……; なんでそれを選んじゃったの?;」

グレイ「いやー、ちょっと魔が差して。でもみんなもやってますよ、はい(低音モノラル)」

クリフ「えぇ……」

ロビン「仕方ねぇな……。恋敵の俺が見せてやるよ! クレアが堕ちる一言をな!」バチコーン☆

グレイ「ろ、ろびらぁ……!」



ロビン「クレアー! おねえちゃんの赤ちゃん、かわいいんだろうな~ あっ だかせてだかせてっ!」

クレア「燃エヨ」



ロビン「女心って難しいよなぁ……」ズーン

クリフ「キミらは馬鹿なの?」

グレイ「おっ、丁度良い所に我らが色男ルドルフが!」

アルム「うん、アルムでお願い。切実に。」

ロビン「アルム! 頼む、俺らの積心を晴らしてくれ!!」

アルム「積心って何?」

クリフ「『積もる心』って意味らしいよ。二人の」

アルム「あぁ、なるほど」

グレイ「ちなみに、台詞はこれな。ごにょごにょ」

アルム「えぇ……」



クレア「アルム~~~~~ッ!!!///」バッ!

アルム「……わ、我。毎日が0歳。」

クレア「えっ……」

アルム「…………。」

クレア「まあまあまあまあ! そんな洒落も言えるアルムは素敵ですわ!///」ギュウ

アルム「Σちょっ、クレア!?;」

クレア「当ててんのよ」

アルム「今、何か言った?」

クレア「宛名に自分の名前を書いて送り主に相手の名を書くと切手を貼らずに送ることが出来るという噂の話を」

アルム「あぁー、確かに。住所と回収位置関係でバレるとか言うけれど、同市町村ならわからないよね」

エフィ「でも、同市町村なら直接会いに行けばいいから手紙なんて出さないんじゃないかな?」

クリフ「どうしよう、ごく自然な流れでエフィが合流した。」

グレイ「ラムの村ではよくあることだ」

クリフ「ラムの村こわすぎでしょ」











END…













 息抜きレベルの短さ。

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