夏祭り´2017



シンシア「3行でわかる前回までのあらすじ!

 ・恋ごころ
 ・各々進展あり?
 ・次はジェローム:シンシアペア

以上!」



 =ジェローム:シンシア ペア=


シンシア「さぁ、旅は道連れ世は情けだよ! さぁ、ゴーゴー!」グィッ

ジェローム「ふっ……くだらん。私は、笛でミネルヴァちゃんを呼んで帰るぞ」スゥッ

シンシア「ここにノワールの寝姿写真があるけど」スッ

ジェローム「さぁ、さっさと終わらせるぞ。」クルッ

シンシア「ちょろい。あまりにもちょろい」



フェルス『あの二人って、何か接点があるのか?』

チキ『シンシアがジェロームの克服の手伝いをしたらしいわ。…昔の話だけれど』

フェルス『なるほど。』

ヴァルハルト『踏んでいただこうか。』ズサァァァアア!

ギャンレル『すげぇ。何がすげぇって、城で留守番してたはずなのに今この場に仰向けで滑ってきたんだぜ?』

フェルス『ボスけて(´;ω;`)』ブルブル…

インバース『…………。……誰かムチ持ってな~い?』

エクセライ『アロエベラならあるけど。』スッ

セルバンテス『Σ何故!?;』

エクセライ『アロエは美容にいいのよ』

インバース『ん、それでいいわぁ。……さ、こっちいらっしゃぁい?』チョイチョイ

ヴァルハルト『女王様コース、120分オプション付きで頼もうか』ヌゥゥン


―ザッザッザ・・・


 『『『…………。』』』


チキ『彼女が意外と面倒見が良かった件について。』

フェルス『これからは彼女と共にいようと思う。』

ギャンレル『おうおう、百合の花が7分咲きなこって』

セルバンテス『百合……?』

フィレイン『お前ら脅かす気ないだろ』



シンシア「……会話、丸聞こえなんだけど……;」

ジェローム「……阿呆しかいないのか……;」

シンシア「あ、見て見て! …あの壁のシミ、なんか人みたいに見えない?」

ジェローム「見えぬ」スタスタ

シンシア「動じぬ」グィッ

ジェローム「あれは私の弟ではない。That isn't my brother.」

シンシア「堀川くんのサイコパスっぷりはアニメ史上類を見ないよねー」スッ


―ぷちっ


シンシア「ぷちっ?」

シンシア「あ……。……ご、ごめん……; …なんか踏んじゃったみたいなんだけど……、……見てくれない……?」チラッ

ジェローム「断る」

シンシア「ここに下着を買いに行った時のノワールのボイスまとめCDがあるけど。」

ジェローム「もう少し足を上げろ」

シンシア「一瞬だったね。――――これくらい?」スッ

ジェローム「…………。」

シンシア「え、何その事故を起こして保険会社に連絡した後みたいな顔は。……いや、仮面でわからないけどさ;」

ジェローム「……あえて言うとするならば……」

シンシア「するならば?」

ジェローム「蝙蝠の赤

シンシア「Σさよなら、アタシのブーツ!!;」カッキーン!!

ジェローム「……靴下のみで、このぽけた床を歩く気か……?;」

シンシア「そういえば、“ぽけた”って方言らしいよ?」

ジェローム「おい」

シンシア「背負って行ってください、お願いします」ドゲザァ

ジェローム「だが断る」

シンシア「ノワールの作ったコースター」

ジェローム「早く乗れ」

シンシア「流石ジェロームぶれない、そこに痺れぬ憧れぬ」



チキ『……かわいそうなシンシア……;』

ギャンレル『……あいつら、元気にしてっよな……』ボソ…

エクセライ『あら、スマファの待ち受け、あの時のゆっくりの写真なのねぇ』

セルバンテス『……なんと、まだ生きておったのか……;』

ギャンレル『み、見てんじゃねぇよ!;』バッ

フィレイン『……貴女も、大変なようで……』

フェルス『……貴殿もな……』

zombier『ボクトアクシュシテクダサイ』

チキ『あら、アンナはzombierくんを置いてったのね…』

zombier『ボクトオハナシシマショウ』

フィレイン『……では、彼にお任せいたしましょうか…。』

zombier『ナニガハジマルンデス?』

チキ『青春を謳歌している若者を叩き落とす、とっても楽しいことよ?』



シンシア「ねぇねぇジェローム、重くない~?」

ジェローム「…重いと言ったら軽くなるのなら、言おうか?」

シンシア「えらく失礼だなコンチクショウ」

ジェローム「…ふ……、…むしろ軽すぎるくらいだ…」ボソ

シンシア「ん、なんか言った?」

ジェローム「…………知らぬ」ザッザッ…

シンシア「えぇ~、ぶーぶー…」ムゥ


zombier「ハジメマシテ、ボク、zombierデス」


シンシア「Σうわぁぁあああ!!?; で、出た━━━━(゚∀゚)━━━━!?」ジタバタ

ジェローム「……おい……、暴れるな……;」

シンシア「に、逃げようよ、ねっ!?;」

ジェローム「……なかなかに可愛らしいな…。…しかも、知能も高いのか……」スッ

シンシア「えっ、なに近づいてるの!?; やめてよ、まじで!!;」

zombier「ボクトアクシュシマショウ」スッ

ジェローム「あぁ」スッ


―ガシッ


シンシア「え、なにその挨拶は」



セルバンテス『全然怖がっていないな。』

ギャンレル『布袋でゾンビって無理があるよな。せめてエコーズみたいなドロッドロのガリッガリだったらわかるけどよぉ』

チキ『通報した』

ギャンレル『そういえば、ISってパネポンことパネルでポンも作ってたんだよなぁ。長丁場になることはともかく、なかなか良いゲームだったなぁ』

チキ『許した』

フィレイン『許すな、殺せ、ロシア人だ』

フェルス『まぁまぁ、どぉどぉ』

フィレイン『…貴女は、殺された相手を許せますか?』

フェルス『……そうだな…。…確かに、エクセライのことは好かん』

エクセライ『えっ』

フェルス『だが……、…………。』

フェルス『…………あれ…?』

フェルス『……確かに…、……こいつのせいで、死んだも同然だったな……』

エクセライ『ちょ、なにそのハンドル操作!?;』

フェルス『しかし、慰謝料として800,000,000G頂いたから許したのだ。』

フィレイン『結局世の中金じゃないですか(憤怒)』

チキ『は……八億……!?;』

セルバンテス『かねのちからってスゲー』



ジェローム「……zombierくん…」クッ…

シンシア「そんな名残惜しそうにしないでよ…;」


―にょきにょきにょき・・・ (床から無数の手が生える音)


「「Σうわぁぁぁあああ気持ち悪ッ!!!;」」


―ぐぃっ (ジェロームの脚を引っ張る音)


ジェローム「――――くっ!;」ガクンッ

シンシア「Σうわぁ!;」ベシャン

シンシア「うぅ……あいててて……;」サスサス…

シンシア「Σわぁ!? ちょ、引き込まれる!? ジェローム、助けてぇぇ!!;」

ジェローム「……ったく、世話のやける……ッ!」ガシッ


―ひょいっ


シンシア「えええぇぇ!?; な、なんでお姫様だっこ!?///;」

ジェローム「落ちたくなければ、捕まっていろ」ダッ

シンシア「…う……うん……。」ギュッ



フィレイン『殺せ、リア充だ』

チキ『アルカリ性洗剤と酸性洗剤を持って来なさい』

フェルス『いや……; それをやったら、私達も死んでしまうぞ……;』

フィレイン『……私……幽体ですし……(哀れみの目)』ヒキー


『『『あとここカジュアルの世界だし。世間知らずめ!』』』


フェルス『もうやだこいつら』



~~~



 =シャンブレー:デジェル ペア=


デジェル「ったくなんでセレナと一緒じゃないのよマジでなんなのあの馬鹿毛跳びは。まだ緑虫とじゃなかっただけマシではあるけどだからっていいわけじゃないし。怖がるふりして胸とか……駄目ね、そうだわ、二の腕にしましょう、二の腕は胸と同じ感触と言うわそれならセレナもそこまでは嫌がらず……いえ、寧ろ喜ぶんじゃないかしら!?」ブツブツ…

シャンブレー「今すぐにでもここから逃げ出したい件について(´・ω・`)」

デジェル「セレナァァァアアアアアアアアア!!! 今行くわァァアアアアアアアアアア!!!///」ドドドド

シャンブレー「Σちょ、置いていかないでくれよぉ!?; あぁっ、獣石持ってくんの忘れたッ!!;」ダッ



フェルス『なんだあの速さは(唖然)』

チキ『くっ、私たちでは間に合わないわっ!』

フィレイン『…やむおえません。仕掛けて置いたトラップを全て作動させましょう……』ポチ



提灯お化け「べろべろばぁ」ニョローン

デジェル「邪魔よ!」ドゴォ

提灯お化け「Σあべしっ!;」ベコォ!!


―ガコンッ (床板が落ちた音)


デジェル「はっ!」ピョーンッ!!


―すたっ! (デジェルが向こう側に着地した音)


―にゅにゅにゅいッ!! (天井から大量の手が伸びてくる音)


デジェル「 高 速 旋 回 ッ ! ! ! 」ゴォォォォオ!!!


―だだだだだ (壁に手形がついていく音)


デジェル「 破 ! ! 」ドゴォ!!!


―ガララララ・・・ (壁が崩れていく音)


デジェル「 押 忍 ッ ! 」


―し~ん・・・


デジェル「あら、外ね。…もう終わりなのかしら、準備運動すらならなかったわ。」ノビー



『『『な、なんだアイツ、人間じゃねぇ…ッ!!!;』』』ガクガクブルブル


チキ『…あれ、そういえばシャンブレーは?』

セルバンテス『ひしゃげた提灯を見て失神したそうで、今フェルスが治療に向かった。』

ギャンレル『チキンすぎんだろ』

エクセライ『え、どこからどうみても兎(ラビット)じゃないの。』

ギャンレル『すまん、俺にはお前が理解できる話術は備わってねぇんだ』

フィレイン『天馬から落ちた、ギャンレル死ね』

チキ『そんな随分前の流行語大賞にノミネートされたやつは、誰も覚えてないわよ?;』



~~~



 =ロラン:マーク♀ ペア=


ロラン「ふむ……。このあたりは少し脆そうですね……。アスベスト含有量は如何ほどでしょうか……」ブツブツ…

マーク♀「…………。」

ロラン「………その……、……くじ引きですから……。…一緒になれる確率は、1/7でなれない確率は、6/7。明らかに後者の方が高いわけで……;」

マーク♀「――――その、なりたくない方の1/7を引いちゃったわけなんですが?」イラッ

ロラン「軽率な発言、すみませんでした。」ドゲザァ

マーク♀「ロランさんにはプライドってないんですか?;」

ロラン「捨てなくては生き残れないこともありますから。」キリッ

マーク♀「さすが、FE工□パロスレで脚フェチが行き過ぎてルキナさんを縛り付けて足の裏(*´Д`)ハァハァしてるだけはありますね」

ロラン「その話、詳しく聞かせて貰いましょうか?」

マーク♀「キャー! 痴漢ー!」ダッ

ロラン「Σやめてくださいっ!! そんな世界一恐ろしい言葉を言わないでくださいっ!;」ダッ



フェルス『ふむ……、コレはどういう風に驚かすんだ?』スッ

チキ『そうねぇ……。使ってみた方が早いんじゃないかしら?』



―コンッ (フェルスが投げた音)


「「ん?」」


―シュウウウウ・・・ (白煙をあげる音)


「「Σえぇぇぇぇ!?;」」


ロラン「ま、マーク! 煙は吸ってはいけません! ダメ、ゼッタイです!!」バッ

マーク♀「もう遅いんですけど。――――というか、ロランさんも大声で叫んでるんですから同じでは?」

ロラン「Σあぁっ!!!;」



フィレイン『……なるほど……。……煙玉……ですか……』

セルバンテス『浦島太郎という昔話があってだな』

エクセライ『いやぁっ!; ガスマスクガスマスクーー!!』バタバタ

チキ『――――いえ、あれを見て頂戴!』



マーク♀「あはは~♪」プワー

ロラン「ふふふ…♪」クルクル



チキ『ほら、あんなに……。………楽し…そうに……』フィッ

フェルス『どうみてもただのヤバい薬です、本当にありがとうございました。』



マーク♀「脱げ~! 女王様の命令よ~!」

ロラン「はいっ!! 仰せのままに!」ヌギ

マーク♀「んん~? その白い着物も脱がなくては脱いだとはいわないわよ~?」

ロラン「はいっ! 生まれたままの姿になりました!」ヌギ

マーク♀「あはは~♪」

ロラン「ふふふ…♪」



チキ『もしもし、僧侶さんですか?』

ギャンレル『うわ……、これはマジでないわ……(ドン引き)』


―ファンファンファン・・・


セルバンテス『なぜここの音だけ現代チックなのだろうとツッコむべきか』

エクセライ『そんなことより、来るの早過ぎじゃない!?;』


―ざっざっざっ・・・


フェルス『連れていかれたな。』

フィレイン『嫌な事件でしたね……。』



~~~



 =マーク♂:セレナ ペア=


セレナ「…あ、あんたってさ、…こういうの平気なの?」

マーク♂「うーん…どちらかと言えば……」

セレナ「言えば?」

マーク♂「リディアさんにおける炎くらいでしょうか?」

セレナ「なるほど、ものすごく苦手ということね、よくわかったわ。」



チキ『あぁ……、唯一、ちゃんとしたのが来てくれた感じがするわ…』

ギャンレル『馬鹿かおめぇは、そういうの言うとちゃんとしなくなるっていう法則があんだよ』


『『『この世間知らずめ!』』』


チキ『よろしいならば戦争よ』



マーク♂「あ、でもでも! セレナさんの盾にはなれますから!」ニコッ

セレナ「ふ、ふんっ!; アンタなんかいなくたって余裕だわ!!」

セレナ「…で……でも……その……」

セレナ「…あ……ありがと……///;」

マーク♂「ん? なんか言いました?(難聴)」

セレナ「Σ絶対聞こえてたでしょ!!?///; もういいわ、アタシ一人で進む!」ズン

マーク♂「あぁ、冗談ですって、セレナさーん!; すみません、すみませんってー!;」


―ぺちっ (こんにゃくがセレナの頬に当たる音)


セレナ「Σひゃあ!?;」ビクッ!!

マーク♂「え、セレナさん!?; どうされました!?」タタッ


―ぺちゃ (こんにゃくがマーク♂の額に当たる音)


マーク♂「Σうわぁ!?;」ビクッ!!

セレナ「――――って、なによこれぇ!?;」

マーク♂「…えーっと……、……うん。こんにゃくみたいですね。」モグ

セレナ「Σそういう意味じゃなくって、ってなんで食べてんのよアンタバカァ!?;」パッシィーン!

マーク♂「普段から味付け用にmy味噌持ち歩いてるんですよ~」

セレナ「いや、そういうこと言ってるんじゃないんだけど?」

マーク♂「あはは、ここは『my味噌って、アンタテイルズオブハーツのコハクなの!?』ってツッコむところですよ?」ニコニコ

セレナ「やっぱり、アタシじゃアンタについていけないわ……;」

マーク♂「えぇぇ、そうですか!?; ……僕の世界のセレナさんは、行く前にエスカレーター逆走してまで口付けしに来てくれるんですが……」

セレナ「それは多分セレナ違いよ?」



チキ『ふぅ』パン パン

フェルス『この人怖いお(´;ω;`)』

チキ『言わなくて正解だったわね、命あっての収録よ?』

フェルス『ちょっと何を言っているのかわからん』

フィレイン『幽体でなければ、直撃していました……。……では、次行ってみましょう』スッ



マーク♂「この肖像画さんも、なんだか目が動きそうですね~」

セレナ「そ、そういうこと言うのやめなさいよ!;」

マーク♂「あの大時計も、湖の悪夢を見させられて引き込まれそうですね~」

セレナ「その本怖の話は古すぎてわかる人は少ないと思うわ」

マーク♂「……こ、これは……!;」

セレナ「…大きな鏡ね……」

マーク♂「鏡に映ったセレナさんもお綺麗ですね!」

セレナ「ちょ、何言ってんのよ馬鹿!!///;」


―ごろんっ (鏡のマーク♂とセレナの首が落ちる音)


「Σうわぁぁあああああ!!!;」

「Σきゃあぁぁあああああ!!?;」


マーク♂「せせせ、セレナさん!! 僕の首、あります!!? ありますよね!?;」ダダダ

セレナ「ああああるに決まってるじゃない!!; なかったらどこから声出してんのよ!!?;」ダダダ

マーク♂「え、お腹から?」

セレナ「ごめん、それはちょっとよくわからない」



チキ『多分、これが今回で一番怖いわね…』

フェルス『こ、怖かった……(´;ω;`)』ブルブル…

フィレイン『かわいい……』

フェルス『えっ///』

チキ『何やってるの、これ、後で放送されるのよ…?;』

フィレイン『では最後行ってみましょう…』スッ

チキ『誤魔化しやがった』

フェルス『えっ? えっ?;』



―すっ (大量の人影)


セレナ「な、なによ!?;」

マーク♂「う、うわぁ!? か、囲まれました!?;」

ヒトカゲ’s「「「カゲー!」」」ワラワラ

セレナ「ちょっとマイク止めろ」



・・・・・・・・・・



人影’s「「「・・・・・・」」」ユラユラ

セレナ「う……な、なによッ! あ、アタシ……べ、べつになんにもしてないじゃないッ! なのに……なんで……こんな……ッ!;;」グスッ

マーク♂「せ、セレナさんっ!?; ……くっ」ジリ…

人影’s「「「・・め・・・」」」ユラユラ

マーク♂「?」

人影’s「「「かーごめ、かーごめ・・・」」」ユラユラ

マーク♂「Σえぇぇ!!?; そ、それは普通に怖いですよ!?」

マーク♂「セレナさん!!」ダキッ!

セレナ「Σちょ、ちょっと!?///;」ドキッ

マーク♂「しっかりつかまっててくださいよ?」ガシッ

人影’s「「「リア充死ね!!!」」」ガバァ!!!

セレナ「きゃ――――」

マーク♂「! 見えた、一線! スライディング!!」ズサァァァアア

人影’s「「「しまった!;」」」

マーク♂「からの、ボルガノン!!!」バッ!

セレナ「Σえ、なんで!?;」

人影’s「「「ウボァー!!」」」ゴォォォォオオオ!!!

マーク♂「……ふぅ…。…万が一に備えて、持ってきていて良かったです」スッ

セレナ「……ま、まぁ、た、確かに、助かったわ。感謝は……してるわよっ;」

セレナ「…あ、勘違いしないでよね!! アンタじゃなくって、魔道書なんだからねっ!!///;」プィッ

マーク♂「あはは、素直じゃないですねー。そこもセレナさんの魅力だとは思いますが」

セレナ「ば……馬鹿ッ!///;」カァァ…

チキ「はい、これで全部終了よ、お疲れ様」パチパチ

マーク♂「あ、チキさん!」

フェルス「……しかし、annazonはすごいな……。人と同じサイズと形の風船まで扱っているとは……」

セレナ「…あぁ……。…だから揺らいでたのね……;」

フィレイン「……ところで……。……あの、今もなお轟々と燃え盛って館を燃やしているあの炎のことについてですが……」


「「さらばだっ!!!」」

「「「逃がすかっ!!」」」











END…










 最後は、覚醒子世代で“夏の風物詩:肝試し”でした。


 ……結構前に、親世代で肝試ししてなかった?とお思いのそこのアナタ! SS‐ファイアーエムブレム覚醒カテゴリから探してみよう!!



シンシア「これから皆さんに、肝試しをしてもらいます…」

セレナ「何? その入り方気に入ったの?」

シンシア「うん」

セレナ「認めやがった」

ルキナ「でしたら、男女ペアで行きましょうか。」


アズール・マーク♀「「はいはーい! 大賛成ー!」」


マーク♀「まぁまぁまぁっ!! アズールさんも、マークちゃんと一緒がいい、と……ッ!!!///」

アズール「えっ、僕はただ、女の子と一緒がいいだけなんだけど…;」

マーク♀「私は女の子じゃない、と。」

アズール「黙秘権を使おうかな」

ンン「そ、そうしますと、女子が1人余ってしまいますよ…?」

マーク♂「こんばんはー! また遊びに来ちゃいましたー!」

ンン「すごいナイスでグッテイストなタイミングです」

マーク♂「?」

シンシア「さぁ、くじは作ってあるよ、引いてけドロボー!」ゴトッ



・・・・・・・・・・



 ウード:ルキナ
 アズール:ンン
 ブレディ:ノワール
 ジェローム:シンシア
 シャンブレー:デジェル
 ロラン:マーク♀
 マーク♂:セレナ


「「「まった!!!!」」」


シンシア「待たない」

マーク♀「おかしいですよシンシアさん!! これ絶対操作されてますよ!」

シンシア「すべて秘書がやったことです」

ブレディ「今日のシンシアは手ごわいな……;」

シンシア「昨日クロックタワーやったんだよ」

アズール「そっか、それなら納得――――出来ないよね、やっぱり。」



~~~



チキ「…脅かし役ねぇ……」フワァ…

フィレイン「私もです、宜しくお願い致します…。」フワフワ

ムスタファー「気があまり進まないが……」

ナーガ「こんばんは。」

チキ「ちょっとカメラ止めて」



・・・・・・・・・・



アンナ「どうも~! 脅かし道具ならこのアンナ商会限定グッズはいかが?」ジャジャーン!

ムスタファー「ほか、何割かはannazonにて買っておいてある……。」

チキ「大方仕掛けも施したしね。」

フィレイン「…場はお馴染み、東の孤島死霊の館です……。」



~~~



 =ウード:ルキナ ペア=


ルキナ「まぁ、この絵画……。素晴らしいですね……!」

ウード「ルキナって、ピカソとか好きそうだよな」

ルキナ「ピカソ……?」



チキ『あぁ、やっぱりこの従姉弟なのね……』

ムスタファー『ウードとやらは、従姉のルキナに対しては厨二語を使わないので書くのが楽――――仲良きことは美しきことかな。』

チキ『残念ながらそのフォローは火葬後の心肺蘇生法並に手遅れよ?』

フィレイン『…そろそろ、第1トラップが…』


―がこっ(肖像画がズレる音)


ルキナ「あ、あちらの肖像画から音が!?;」

ウード「な、なんだ!?;」


―じわっ・・・(肖像画の目から血が滲む音)


肖像画「イ゛タ゛イ゛・・・」

肖像画「 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛っ゛っ゛! ! ! ! ! ! ! ! ! ! 」


ルキナ「Σきゃあぁぁぁああああ!!?;」

ウード「Σうわぁぁぁあああああ!!?;」



チキ『これは怖い。』

ムスタファー『腰抜けた。』

フィレイン『一方私は耳栓を付けていた。』

アンナ『えっ、幽体なのにどうやってつけてるの?』

フィレイン『…ネタにマジレスされましても……;』

アンナ『貴方ほどの真面目でもネタなんて言うのね』

フィレイン『人間ですから……』

チキ『…………人……間?;』



ルキナ「あぁ、大変驚きました……。……治療してさしあげたほうが宜しかったでしょうか…?」ピタッ

ウード「お前のその神経は本当に尊敬に値するな。」

ルキナ「ありがとうございます」

ウード「どっちかと言うと、褒めていないんだがな。」

ルキナ「そう……なんですか……」シュン…

ウード「Σあああ、嘘ッ!; 今のは軽い冗談で、俺的には最ッ高に褒めていた!!;」ブンブン

ルキナ「そうだったんですね! ありがとうございます、ウード」

ウード「は……はは……; ……俺の従姉は、本当に冗談が通じない……;」

ルキナ「?」



チキ『爆発』

ムスタファー『ま、まぁ、彼らはまだ若いのだ、これくらいは……』ドォドォ

チキ『それは私が若くないって言いたいの?』

ムスタファー『黙秘権を使用す――――あ、ちょっ、やめ、それ以上いけない;』グギギギギ

アンナ『まぁまぁ、落ち着いて。ここにケチャップがあるわよ?』スッ

チキ『いや、私ピカチュウだけどピカチュウじゃないわよ?; そんなのに釣られクマー』

アンナ『すごい。何がすごいって、この手にあったケチャップがものの数秒で彼女の手の中にあるの。』

チキ『美味しいわね、流石カゴメ株式会社のケチャップ。』チュー…

アンナ『何そのダイレクトマーケティング』



ウード「そろそろ、出口……があったら嬉しいんだがな…;」キョロキョロ

ルキナ「……私としては、ウードと一緒に居られて嬉しいのですが…」

ウード「えっ」

ルキナ「えっ?」



アンナ『だ、ダイレクトアターーーック!!?///;』

ムスタファー『……ふむ…、懐かしいな……。……昔、アイツにも同じ様なアプローチをしたものだ……』

フィレイン『……死ねばいいのに』ボソッ

チキ『激しく同意』



ウード「え、えーっと、それはいったいどういう……!?///;」

ルキナ「え、いえ……。…折角の親類ですのに、一緒にいられる時があまりないと思いまして……」

ウード「あ、あぁー……、そ、そうだよなッ!!; …俺も、大方、アズールかブレディかだもんなー;」

ルキナ「……ふふ…。……ウードは、本当に……」スッ…

ウード「おっ、おい!?///;」

ルキナ「弟みたいで可愛いですね」ナデ

ウード「…弟……か……」ズーン…

ルキナ「?」

ルキナ「……あら、EXIT……。ということは、出口ですね」

ウード「――――Σ!? ルキナ、下がれッ!!」グィッ!!

ルキナ「Σきゃっ!?;」


―にょきっ (床から手が生える音)


ルキナ「な……、なんですか、アレ……;」

ウード「マドハンドだ、仲間を呼ばれる前にさっさと倒すぞ!」ジャキッ

ルキナ「えぇ!」チャキッ



ムスタファー『あれはいったい……?;』

チキ『フィレインが下からやっているのよ。……彼女、基本的に物をすり抜けてしまうらしいわ』

ムスタファー『アレの存在が一番この場に相応しいと、今思った。』



~~~



 =アズール:ンン ペア=


ンン「うぅ……;」

アズール「だ、大丈夫?」

ンン「わ、私としては、ここは……イヤな思い出しかないのです…;」

アズール「え? ……あぁ…、加入MAP……;」



フィレイン『幽体じゃなかったら切り落とされていました……』スッ

アンナ『あら、おかえりなさい。綺麗に真っ二つだったわね』

ムスタファー『…だからと言って、血涙の顔を出すのはちょっとやり過ぎ感が……;』

チキ『二人とも必死で土下座して謝ってたわね。』

フィレイン『複雑な気持ちでした。――――では、このお二方へのトラップを…』

アンナ『はいはい、お任せ~!』ポチッ



ンン「そうでした。あの時、なぜかここの扉は開かなかったんです」ペタペタ

アズール「う~ん…、鍵穴とかないしなぁ……」

ンン「ところでアズール。【スクッテー】というフリーのホラーゲーム知ってますですか?」

アズール「Σなんで今この状況でその話をするのかな!?; やめてよ、あれ椅子から転げ落ちるほどビックリしてトラウマなんだからっ!!;」


―ガチャッ (扉が開いた音)


「「えっ?」」


―グルァァアアア!!! (ゾンビが飛び出してくる音)


「「Σいやぁぁぁああああああああ!!!!?!?!?;」」ダッ



アンナ『ふっふっふー、アンナ商会の新商品。zombier(ゾンバー)君よ!』

チキ『あれって本物じゃないの?;』

アンナ『布で出来ているけど、中身はAIロボットでね。いろいろと教えてあげるとどんどん賢くなっていくのよ?』

チキ『へぇー……。』

zombier『ハジメマシテ、ボク、zombierデス』

ムスタファー『……ところで、許可は取ったのだろうか?』

アンナ『許可って、何かしら? zombierくんはアンナ商会オリジナルなの。言いがかりをつけるなら僧侶呼ぶわよ?』

ムスタファー『むしろそちら側が捕まるとツッコんでもよろしいだろうか?』

フィレイン『…皆さん、少々自由すぎませんか……?』

アンナ『あえて言うなら、今は丑三つ時の2時23分よ? ……逆に、この時間でテンションがブッとばない方がおかしいと思うけど?』

ムスタファー『むぅ……。……少々、眠気が……』コシコシ

フィレイン『……私は……、幽体ですので……』

チキ『私はちょっと昼寝し過ぎちゃって……。今はまだ一輪車に乗りながらお手玉4つでエベレスト登り切れるくらい元気だわ』

フィレイン『ちょっと何言っているのかわかりませんね』

ムスタファー『……エベレスト?;』



ンン「はぁ……っ、はぁ……っ!;」ゼェゼェ…

アズール「……ふぅ……; ……うん、もう来てないみたいだね…」フー…

ンン「そういう事言うと来るのでやめるです」

アズール「すみませんなさい」

ンン「――――って、Σなんで手つないでるですか!?///;」

アズール「え、あ、いやー……。ンンのことは僕が護らないとね?」キリッ

ンン「だ、騙されませんよっ! そ、そんなまともな顔したって……っ;」バッ

ンン「私があんまりにも可愛くって食べちゃいたいと、襲おうと考えてますです!!」

アズール「よくナルシストだって言われない?」

ンン「グサッと来ましたが、そっくりそのままお返し出来ることに気づいたので、お返しするです」

アズール「えー…; はは、ンンは厳しいなぁー…;」ポリポリ…

ンン「…………ふんっ、です」プイッ



チキ『爆破』

フィレイン『御意』

アンナ『いや、駄目だから。ダメ、ゼッタイ』

ムスタファー『……え、えっと……、……とりあえず、このannazonで買った釣り竿とこんにゃくで……』スッ



アズール「そろそろ出口かな?」

ンン「だからそういうこと言うと(ry」

アズール「ごめんなさ(ry」


―ピトッ (コンニャクがアズールに触れた音)


アズール「Σう、うわぁぁぁあああッッ!!?; いいいい今ッ、ペトッてした、ペトッて!!!;」バッ

ンン「Σきゃあッ!!?///; ちょ、抱き着くなで――――ひぇっ!?///; ど、どこ触ってるですかぁ!!!;」ドゴォ!!

アズール「ちょ、ン、ン、腹、パン、は、駄目……ッ;」ガクッ

ンン「あっ……;」


―ぺたっ (コンニャクがンンに触れた音)


ンン「Σひぃっ!?; ……あ、なんだただのコンニャクじゃないですか……。……まったく、コンニャク程度でそこまで驚くことなんて………」ハァ…

アズール「きゅう~……」

ンン「…………。」

ンン「あ、マーク!」

アズール「バックステップッ!!;」ザザッ!!

ンン「おはようございますです」

アズール「うん、おはよう。ところでマークは?」キョロキョロ

ンン「いるわけないじゃないですか……;」

アズール「そっか、ならいいんだけど……。……マークの前で、気を失ってなんかいたら……よくて半裸、悪くて放送事故レベルの辱めをうけるんだ……;」

ンン「……あぁ……;」

アズール「――――あっ、あれ出口じゃないかな?」スクッ

ンン「アズール。」

ンン「――――ここは、イヤな思い出しかないと言いましたが、そんなことはなかったのです」タッ

アズール「……そうだね! …ノノさんたちに会うことが出来たもんね?」

ンン「……それだけじゃないのです」

アズール「ん?」

ンン「…アズールと……一緒に、いられましたから……っ!///」ニコッ

アズール「えっ、ンン!?///; それって、どういう――――」

ンン「――――さ、もうすぐゴールですよ。……ここを出たら、今のことは忘れて欲しいのです」グィッ

アズール「…………。」タタッ



~~~



 =ブレディ:ノワール ペア=


ブレディ「……なんで……、…こんなことしなくちゃならねぇんだ……;」ガクガク

ノワール「は、離れないでね、ぜ、絶対よ…っ!?;」ブルブル


―バンバンバンッ!! (窓の外から誰かが叩く音)


「「Σきゃぁぁぁああああああ!!?;;」」


ノワール「……ブ……ブレディ……? ……今、きゃあって……?」

ブレディ「う、うるっせぇっ!!///;」


―ぬっ (窓からチキが覗く音)


「「ΣうわぁBBAがッ!!!;;」」



チキ『あ?』

フィレイン『何千年も生きているし、当たり前だろ何カマトトぶってるんだか……(……どぉどぉどぉ……)』

チキ『本音と建前が逆よ、幽霊さん?』

アンナ『じゃじゃーん! なら、この美顔クリームはいかが!? 美白効果にシミシワくすみ消し効果もあるのっ! 今ならたったの3,000G! 2本なら5,800Gでさらに低反発枕と青汁粉末3日分も付けちゃうっ!』ババーンッ!


『『買った』』


アンナ『まいどあり~っ♪』

ムスタファー『女って怖い……(´・ω・`)』

フィレイン『……さて……、次は何にいたしましょうか……』



ノワール「ぶ、ブレディ……、一人で逃げたりしないでね…?」ガシッ


―もにゅん (ブレディの腕がノワールの谷間に挟み込まれる音)


ブレディ「わ、わかってっから!!; 逃げたりなんかしねぇから!!///;」

ノワール「ほ、本当……?」

ブレディ「あぁ!!;」


―ボゥッ・・・ (人魂が現れた!)


ブレディ「どうする? コマンド▼」スッ

ノワール「ニア逃げる」ガシッ


―ダッ!!!


人魂's「「「 しかし、まわりこまれてしまった! 」」」ババババッ!!

ブレディ「く、くそっ……;」ジリ…ッ

ノワール「あ、あれ……? お、お守りは……っ?;」ペタペタ

ブレディ「あ゛ぁ゛!?;」

ノワール「ど、どうしよう……; ……あれがないと……私……、…………。」

ノワール「・・・・・・。」

ブレディ「あ、あの、えっと……の、ノワール……さん?;」

ノワール「フハハハハッ!!!」

ブレディ「Σうぉっ!?;」ビクッ

ノワール「その炎……全て消し去ってくれよう!! 闇の炎に抱かれて消えるがよい!!!」ゴゴゴゴ

ブレディ「お、落ち着けノワール!!;」

ノワール「くらえぇぇぇえい!!!」



チキ『……あれって……』

アンナ『んふふ、annazonに取り扱ってないものはないのよ?』

ムスタファー『……しかし、いったいどうやって……?』

アンナ『リンを塗した紙風船に火をつけて上から吊るしているの。』

ムスタファー『思ったより科学的だった。』

フィレイン『…さっき、人魂話していませんでした……?;』

アンナ『気のせいじゃない?』

チキ『……さて……。……そろそろ、フィナーレかしら?』

フィレイン『……では……、ここは私が……』スッ



ノワール「ご、ごめんなさい、ブレディ……;」

ブレディ「……気にすんな」

ノワール「で、でも……; あなたまで巻き込んで怪我させちゃった……」

ブレディ「お守りは見つかったんだ、良かったじゃねぇか」ポン

ノワール「…………。……ありがとう…///」


―ヒュン


ブレディ「Σうぉっ!?; 目の前を椅子が横切ったぞ!?;」


―チッ! (椅子の脚がブレディの手を擦った音)


ノワール「だ、大丈夫!?;」

ブレディ「……だ……、……だいじょ……ばない……; お、折れた……っ; 良くても、捻挫だ……っ!;」ブルブル

ノワール「えぇ……(困惑)」

ブレディ「出口は見えたし、早く抜けるぞッ!!;」スクッ

ノワール「そ…そうね…っ!;」タッ



チキ『そういえば、ポルターガイストを起こせるんだったわね。すっかり忘れていたわ…』

アンナ『別に使われる能力でもないし』

ムスタファー『幽体でポルターガイストとは、なんとベタな……』

フィレイン『お前ら後で覚えていろよ』



ノワール「ぶ、ブレディ……ッ」

ブレディ「っ、な、なんだ、改まって……っ?;」

ノワール「そ、その……」

ブレディ「?///;」

ノワール「……後で、治療させて……」

ブレディ「あ、あぁ……。………任せる…;」



~~~



シンシア「ん、3組やったし……。そろそろ録音テープもいっぱいかな?」

ジェローム「ブレディぶっ殺す。」

シャンブレー「ジェロームが恐い。シザーマンより恐い」

マーク♂「その例えはわかりやすくはないですねっ!」

ロラン「――――シザーマンが倒せない…」ボソッ

セレナ「敢えて言ってあげるけど、全然面白くもうまくもないわよ?」

デジェル「私は美味しいわよ?」スッ…

セレナ「そうね、プロテインね。」

マーク♀「ンンさんってば……」ニマニマ

シンシア「あれ、マークは怒ると思ったんだけど…」

マーク♀「ンンさんの思いがピークに達した時に蹴落としてどんな顔するか楽しみなんですよ(暗黒微笑)」

シンシア「闇の侵食だ、マークはそんなこと言わないっ!!;」

シンシア「――――あれ……、………言いそう……?」



フィレイン『帰ってしまった、アンナさんとムスタファーさんの代わりに……。……徴集いたしました……』


インバース『なぁに~? 今、実況動画を見ながらコーララッパ飲みしてカップラーメン啜ってたのにぃ』

エクセライ『んまあ!?; そんなの肌にも悪いし太るわよ!!』

インバース『アンタにだけは言われたくないんだけど、ガチで。』

セルバンテス『オーリオに進められた、恋と嘘の録画分消化していたんだが……』

ギャンレル『ッケ、アホくせーわ。……あれは少女コミックに載せた方がもっと人気が出たと思うがな、作中に普通にゴムとかセックスって言葉は出るわキスもディープで糸引くとか、如何にも10代後半女子に向いていると思ったな、俺は』

セルバンテス『何だこいつは…(ドン引き)』

チキ『セックスってなに?』

フェルス『性別の英語名だ』

チキ『なるほど、わかったわ』

フィレイン『これはひどい……』

チキ『今回は最初からおかしいから、いいかしらって。』

フィレイン『…確かに。…深夜のテンションって、怖いですね……』










Continue…











シャロン「はぁ~……ッ! やぁっと着きましたね!」ノビー…

アンナ「なんでもこの天然温泉、通称【女神の湯】と呼ばれていて、お肌ぴっかぴかのつやっつや、小鼻矯正でぱっちり二重瞼癖付けに余分な脂肪を落としてくれる効果があるらしいわッ!!!」フンスー!

アルフォンス「それはちょっと欲張りすぎだと思う。」

アンナ「ここにエコーズのセ●ンイレ●ン限定ソードがあるのだけれど」スッ

アルフォンス「アンナはもう十分綺麗で魅力的だから、それ以上になったら女性陣の嫉妬が凄いことになるね。」

アンナ「ちょろい。あまりにもちょろい」

シャロン「お、お兄様……;」



~~~



 =尊信(ソンシン)の宿=


サイリ「よくぞ参られた。…ようこそ、尊信の宿へ」

アンナ「予約していた、『ヴァイス・ブレイヴ』です」

サイリ「はい、ヴァ……ッ、ヴァイ……スッ! ブレ……ッ!」クックック…

アンナ「笑うな」

サイリ「はい。」

サイリ「案内する、付いてきて欲しい」スクッ


―わいわい、がやがや


シャロン「?。他にも団体さん来ているんですか?」

サイリ「あぁ。……あまり、近づかない方がいい人が過半数を占めるから気をつけよ」

シャロン「高速で脳にインプットしました。」



~~~



クロム「まだ寝るには早い…か。……何か時間を潰せそうなものはあるか?」

ドニ「トランプはどうだべか?」スッ

ガイア「ハァ~? トランプだぁ?」

ドニ「皆でお泊りをするときは、トランプで盛り上がるもんだって母ちゃんたちから聞いてて、前からワクワクしてたんだべ!!」キラキラ


「「「…………。」」」


クロム「…………トランプで、いいな…?;」


「「「うん……;」」」


ドニ「こんな時があろうと、大富豪ポーカーババ抜きジジ抜きブラックジャックぶたのしっぽソリティアダウト七五三子猫の行列ページワン神経衰弱七並べは覚えてきたんだべ!」エッヘン!

ヴィオール「凄いと思うが、物悲しいね。」

ソール「この人数だから、ポーカーとかソリティアとかは厳しいかな…;」

フレデリク「クロム様、いかがいたしますか?」

クロム「ふむ…、…こういう時、いつもならルフレが決めてくれるのだがな……」

クロム「…………では、ダウトにするとしようか。」


「「「まさかの大穴」」」


クロム「1」

フレデリク「2です」

ソール「3だよ」

ガイア「4だぜ」


「「「ダウト」」」


ガイア「オーケー、場のカード4枚ゲット」

ソール「流石だよね僕ら」


ドニ「5だべ」

ロンクー「…………6」

ヘンリー「7だよ~」

ヴィオール「は


「「「ダウト」」」


ヴィオール「私はペテン師か何かなのかい?;」



~~~



ルフレ♀「さて、そろそろお布団敷きましょうか」

リズ「わぁ~! なんか、しっとりしていて気持ちいい~」ゴロゴロゴロ…

サーリャ「…隣……、いいかしら…?」

ルフレ♀「ここで断ったら眠れなくなりそうな予感がするので、えぇ、どうぞ?」

サーリャ「うふふ……///」

ティアモ「クロム様、夜這いかけに来てくれるかしら……」ブツブツ

スミア「ティアモ?」

ソワレ「ハァ……、…ベルちゃん、今頃なにしてるかな…」ゴロンッ

セルジュ「……ミネルヴァちゃんも……」

オリヴィエ「こういう和な感じ、気に入りました……」ウフフ…

リズ「じゃあ寝る前に、皆の好きな人の話でもしない?」


「「「さらばだ!!」」」

「「逃がすかぁ!」」


ルフレ♀「Σって、なんでサーリャさんまで!?;」

サーリャ「うふふ……、…もちろん、ルフレの好きな人は……。…言わなくても、わかっているけど、改めて聞くのもいいと思って……」

ティアモ「あ、アタシ、こんな所に居られないわ! ちょっと売店に行って天馬騎士の皆へのお土産を買いに行ってくるわ、すぐ戻ってくるわよ!」

ソワレ「おっ、死亡フラーグ」

リズ「ご、ごめん……; …えっと、じゃあ怖い話とかどう…?」


「「「あ、それなら」」」


リズ「小学生みたいだよね、この人たち」



~~~



アンナ「うぅ~ん、生き返るわぁ~」ノビー

シャロン「貸し切りみたいでいいですねー」チャプ

アンナ「お肌ぴかつや小鼻ぱっちり二重脂肪バイバイ、うふふふふ……」バッシャバッシャ

シャロン「…………;。」

アンナ「……前から思ってたけど、そんなに髪長くて大変じゃない?」

シャロン「え、えぇ、まぁ……。乾かすのに時間かかったり、寝癖が凄いことになったりしますけど……;」

アンナ「――――隙ありッ!!」バシャッ!


―もにゅっ


シャロン「Σきゃっ!?; な、何するんですかぁ!!///;」バシャバシャッ

アンナ「いやぁ~…、……やっぱり、若いとお肌すべすべでいいわねぇ……」

シャロン「えっ、アンナさんって若くないんですか?」

アンナ「デリカシー。この言葉の意味がわかるかしら?」

シャロン「ごめんなさいでした」



~~~



アルフォンス「ふー……。確かに、これは中々にいい湯だなぁ」チャプ

アルフェンス「(……ん、看板?)」チラッ


『覗きは犯罪です! 年齢関係なく、僧侶を呼ばせていただきます!  尊信の宿』


アルフォンス「(誰かやった人がいるってことか……;)」



~~~



ヴェイク「じゃあ早速、夜這いかけに行くか!」

クロム「ヴェイク、お前は疲れているんだ。……それに、風呂の時だって清掃し始めたサイリに見られてしこたま怒られたこと、忘れたのか?;」

ヴェイク「じゃあ、観察だけでいいや」

クロム「なぜそうなる?;」

ヴェイク「クロムが行ったなら、女どもは喜ぶと思うがなぁ」

ヴェイク「(――――主にティアモが)」

クロム「むぅ……。……喜ぶ……か……」

ヴェイク「なっ? …どこかしこにもついてくるフレデリクも寝てるしよ!」

フレデリク「……流石です、クロム様……むにゃ…」zzZ

ヴェイク「大人への階段登っちゃおうぜ?」

クロム「……しかし……」

ロンクー「くだらん、俺は寝る。」フンッ

ガイア「負けを認めるか、まぁそれもいいかもな。負け犬(笑)さんよぉ」

ロンクー「女など怖くないことを証明してやろう」スクッ

ガイア「ちょろい、あまりにもちょろ過ぎる。」

ヴィオール「貴族的に夜這いという行為はしない、が。貴族的な観察……それは即ち、護衛あるいは見張りとなるのではないか?」

ヘンリー「いや、ならないと思う(真顔)」

ドニ「えっと……;」

ソール「ドニー、一緒に売店見に行こうよ?」

ドニ「この場にソールさんがいて本当に良かったべ」

ソール「? うん」



~~~



オリヴィエ「――――で、その男性はそのままお家に帰ったんです。……夜、なんだか襖が気にはなりましたが、疲れていたこともあり、眠ってしまいました…。」

オリヴィエ「夢の世界に落ちてしまった男性がみたのは……丁度、その襖から見える自分でした…。」

オリヴィエ「…しばらく経って。まだ夢なのか現実なのかわからない男性は、静かに目を開け、襖の方を見たら……」


「「「み、見たら……!?;」」」ゴクリッ


オリヴィエ「ススーっと、少しずつ。…本当に、少しずつ襖が開いていくではありませんか」


「「「ひぇっ…;」」」


クロム「…お、おい……。……まだ、起きているのではないか……?;」ヒソッ

ヴェイク「へっ、起きていたならいたまで! その時はこのUNO遊びに切り替えてやんよ!」ヒソッ

ガイア「日本の金融機関並に完璧な策だな」ヒソッ

ロンクー「日本とか言うな、鶏がらが。」ヒソッ

ガイア「お前いまなんつった?」

ヴィオール「…そ、それでは……。貴族的に御開帳と行くよ……っ?」スッ


―スゥゥ・・・ (襖が静かに開いていく音)


女性陣「「「――――Σきゃぁぁあああああああああああ!!?;」」」


男性陣「「「――――Σう、うわぁぁぁああああ!!?;」」」













END…










 “夏の風物詩:合宿”として、覚醒親世代+ヒーローズでした。


 ……で、合宿って何をするんでしょう…?





ルフレ♀「これから皆さんで、合宿に行きたいと思います…」

リズ「わぁ~! 面白そう~!」

クロム「合宿、とは……?」

ルフレ♀「じゃじゃ~ん!」ビラッ


 【尊信(ソンシン)の宿】

 『天然温泉あり! 宿泊も入浴のみも大歓迎!! 大人数用の宴会会場有り、カラオケ完備!!』


クロム「そ、ソンシン……って、まさか…;」

リズ「サイリさん……?;」

ルフレ♀「そうです! ――――祖国から離れ、(一応)兄を失った彼女ですが、大体はベンチ行きでやる事なしの空気なので、土地と旅館を進呈して、渋々経営を始めてみたら意外とハマっていて戦うよりこっちのほうが向いていた。となって今に至るそうです。」

フィレイン「…あと、もしもFE☆Timeに白夜の方をこちらの世界に連れてくる。or宿泊ネタがあった場合を考えてのことです……」

リズ「あ、フィレインさんもいたんだ。」

エメリナ「…あ……、…ふぃれい…ん……。…いっ、しょ……おるす…ばん……」ニコニコ

フィレイン「……はい、エメリナ様……。」

ルフレ♀「おぉ、あのフィレインさんが笑ってる……!!;」

フィレイン「…本日はオフですから…。…エメリナ様とご一緒出来て、恐縮ではございますが大変嬉しく思います……」

エメリナ「…よし、よし……。……だいふごう、やる……?」スッ

フィレイン「私、幽体なので触れませんが……;」

エメリナ「くそ…が、んも……」

リズ「お姉ちゃん、だいぶ言葉覚えてきたね!」

クロム「Σ何処のどいつだ、教えた奴はッ!!;」



~~~



ルフレ♀「集まった方は、【クロムさん】【リズさん】【フレデリクさん】【ソワレさん】【ソールさん】【ヴェイクさん】【スミアさん】【ティアモさん】【ガイアさん】【ドニさん】【ロンクーさん】【オリヴィエさん】【サーリャさん】【ヘンリーさん】【セルジュさん】【ヴィオールさん】と、私で、男性9名女性8名の合計17名です」

リズ「あーあ…、マリアベルたちも『Rの魔道士』の収録がなければな~…」ハァ…

ルフレ♀「まあまあ、また企画いたしますから…」

クロム「ミリエルは研究に没頭したいとのことだ。それと、リベラやノノ、グレゴは裁判中だ」

ソワレ「ベルちゃんも来れれば良かったのになー…」ガックシ

ソール「うん、ソワレが『一緒に合』って言ったとたん地平線の彼方まで走っていったね。」

ティアモ「く、クロム様と、お、お泊――――朝帰り……!?///」ドキドキ…

スミア「ティアモ、貴女は何を言っているんです?」

サーリャ「うふふ……、ルフレと一緒なんて……」

ガイア「てか、なんでお前が参加してんの?; 1番ねぇなと思ってたのに。」

ロンクー「……色々とあるのだ、こっちには……;」

オリヴィエ「お二方に、もっと皆さんと交流を取るように言われてぇ…;」

ガイア「ふーん……。」

セルジュ「……ミネルヴァちゃん…」

ヴィオール「あのお転婆で世話係を次々となぎ倒していないか心配かい?」

セルジュ「はぁ?」

ヴィオール「あの甘えん坊で寂しがり屋なレディーが心配かい?」

セルジュ「はい……。」

ヴィオール「ところで話は変わるけど、FEHのセルジュくん、声違くないかい?」

セルジュ「話が180度変わりましたが、そうですね、もう引退したので。」

フレデリク「クロム様の行く場には、私めが必ず同席いたします。」

ヘンリー「あはは、お手洗いとかでもー?」

フレデリク「はい、いつも見守っております。」ピシッ

クロム「フレデリク、お前にはあとで話がある。」

ヘンリー「うわまじないわー(ドン引き)」

ルフレ♀「はいはい、みなさん! 団体行動、一足乱れず! ワン、ツー、ワン、ツー、ペンギン歩きにならないよう、手足は交互に!」ピッ! ピッ!

ソワレ「先生! 男子がガイドさんの言うことを聞きません!」

ソール「先生! 女子が買い物から帰って来ません!」

ルフレ♀「うるさい! 並べ! 団体行動を乱すな!」

リズ「うわ、男女とかまだやる人いたんだ……」

ルフレ♀「リズさん、あなたには後でちょっとお話があります。」



~~~



 ~移動中・・・~


 「「「・・・・・・。」」」


ルフレ♀「……皆さん、静かに歩いていますね~?」

クロム「皆、ポ●モンGOやっているからな…」

ルフレ♀「Σ合宿をなんだと思っているんです!? 遊びじゃないんですよ!!?」パシィーンッ

リズ「あ、ラプラス!」

ヘンリー「カイロスもいるね~」

サーリャ「…ふっ……、ここのジム奪ってやったわ……」

ロンクー「はい来たドードー、博士行き~」

オリヴィエ「えっ?;」

ルフレ♀「ラプラスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」スィー

クロム「おい」

ルフレ♀「そういえば、クロムさんスマファはどうしたんですか?」

クロム「今修理中でな……;」

ルフレ♀「Σえっ、またですか!!? 今年に入って38回目ですよね!?;」

クロム「あぁ…、一番のタフネスモデルのはずだったんだがな……」

ルフレ♀「うわー、それは災難でしたnっしゃあ!! カイリュー来たこれで勝つる!!」ガッツ

クロム「まったく思ってないだろ。」

ルフレ♀「はい」

クロム「認めやがった。」



~~~



 =尊信(ソンシン)の宿=


サイリ「よくぞ参られた。…ようこそ、尊信の宿へ」

ルフレ♀「お久しぶりでーす! ……あの時のチコリータ、ちょっとは強くなりましたか?」

サイリ「ふっ、聞いて驚くな……。――――ベイリーフに進化したのだ…!!」ドヤァ…!

クロム「ここではポ●モンGOをやっているのが前提なのか(驚愕)」

ルフレ♀「黙秘権を使用します。」

サイリ「案内するので、付いてきて欲しい」スッ

リズ「そういえば、レンハさんは?」

サイリ「…あぁ……、…そ、そうだな……兄上は多分……、あの元敵軍といるかと……;」

ルフレ♀「レンハさん、影薄いですからねぇ……。あのメンツで空気扱いされてないといいんですけど……」

サイリ「……あぁ;」

サイリ「――――ここが1号室で、こっちが2号室だ。どちらでも好きな方で構わない」

ティアモ「あ、アタシと、く、クロム様が1号室で、その他が2号室で、ど、どうかしらッ!?;」

スミア「ティアモ。あなた、疲れているのですよ」

ルフレ♀「普通に男女でいいですよね?」

クロム「そうだな」

サイリ「では、代表のルフレとクロムに鍵を預けて置こう。…くれぐれも、無くさないように」チャリッ

ルフレ♀「無くすとどうなるんですか?」

サイリ「鍵代として3000G徴収いたす。」

ルフレ♀「絶対に無くさないとナーガとミラとドーマに誓います。」

サイリ「そうして貰えると助かる。――――と、ここの廊下の奥に風呂がある。他の場はこの案内図を見て置いてくれ」スッ

サイリ「では、ごゆっくりと。」



~~~



クロム「…なるほど……。これが、天然温泉というものか……」

ソール「僕たち、一応西洋的なものだから、基本的シャワーか水浴びだもんねー…」

フレデリク「クロム様。お背中、お流しさせて下さい」ドゲザァ

クロム「い、いや、も、元より頼もうと思っていた; だから、土下座はやめろ;」

フレデリク「ありがたきお言葉……!」

ヴェイク「…クロムも、大変だな……」ポンッ

クロム「もう、慣れた…;」 

ガイア「…………。」

ロンクー「…なんだ、その中途半端な布切れは……」

ヘンリー「ん~……、…刻印とか入ってる系~? なーんてね~」アハハー

ガイア「…………。」

ヘンリー「えっマジかよ(愕然)」

ヴィオール「へ、ヘンリーくん……?; キミ、そんなだったかい?」

ヘンリー「えー、なんのことかな~?」アハハー

ドニ「こ、これがプロ魂べか……ッ!!」

クロム「しかし、なぜ全員入りに来ているのだ……?; 時間は特に決めていなかったはずだが……;」

ヴェイク「さっき、女たちが皆で風呂入りに行くって言ってたんだよ。」

クロム「そうなのか」

ヴェイク「なら、することはただ一つ、だろ?」

クロム「?」

ヴェイク「覗きアーンド盗聴だ」

クロム「Σなっ!!?///;」

ソール「えっ、僕はご飯前に入りたかっただけなんだけど……」

フレデリク「私は、クロム様と共に。」ペコリ

クロム「どうやらお前だけだったみたいだな」フッ

ヴィオール「えっ、ヴェイクくんもかい!?;」

ドニ「べ、べべべ別にそんなつもりじゃ……!!;」

ガイア「…………。」

ロンクー「なんか喋れよwww 鶏ガラwww ぷげらっm9(^Д^)www」ツンツン

ガイア「お前今なんつった?」

クロム「どうやらお前だけではなかったみたいだな」

ヴェイク「これが“絆”よ」エッヘン

クロム「全然、違うからな」



~~~



ルフレ♀「うわぁ~! 広いですね~!」

リズ「ルフレさん! 後で一緒に洗いっこしようよ!」

ルフレ♀「いいですね! ――――そのナメクジが見えなければもっと良かったんですけど」

リズ「えへ、バレちゃったか」

サーリャ「うふふ……、ルフレと一緒のお湯に浸かることが出来るなんて……」タプンッ

ティアモ「くっ……」ギリッ

スミア「ティアモ?」ポヨンッ

ソワレ「どうしたんだい? 気分でも優れないのかな?」スラッ

ティアモ「アタシの親友はあなただけよ」ガシッ

ソワレ「えっ?; そ、そんなことはないんじゃ…ないかな?;」

セルジュ「大丈夫よ、皆同じ条件。恥ずかしがることなんてないわ」チャプッ

オリヴィエ「で、でもぉ…や、やっぱり恥ずかしいですーーー!///;」バシャッ!

セルジュ「ちゃんと30秒浸かりなさい。」ガシッ

オリヴィエ「はい」ブクブクブク…

ルフレ♀「仲良きことは美しきことかな……」

リズ「あれ仲良いの?;」



 ………で…………俺は……見る………だめ…っ………………なん………ビビって……………ここ………岩…………登……



ルフレ♀「――――さて。なにやら男性陣が馬鹿なことをしているようなので、そろそろ上がりましょうか」


「「「サーイエッサー!」」」ザバァッ












 =おまけ=


クロム「ところで、【合宿】の意味知っているか?」

ルフレ♀「えっ、【合】同で【宿】泊じゃないんですか?」

クロム「だから、コレなのか……;」

ルフレ♀「?;」













Continue…












 3行でわかるあらすじ
 ・皆でプールだ!
 ・リア充爆発
 ・アルムの行方は何処へ
 以上!



―ズザァァァアア!!


メイ「きゃっほーいっ!」


―どっぼーんっ!


ボーイ「うぉっほーいっ!」


―どっばーん!


ジェニー「……わー♪」


―ぼっしゃーん!


セリカ「…うふふ、楽しめているみたいね?」

メイ「はい! とっても楽しいです!」

ジェニー「セリカ様はー、スライダーやらないんですか~?」

スレイダー「呼んだかね?」ハイレグビキニィ

ボーイ「カエレ!!(・∀・)/」

スレイダー「はい…。」トボトボ…

セリカ「さっき一回、滑ってみたのだけれど……。……その……」フィ…

セリカ「……着水した時、勢いで水着がはだけちゃって……; それで……」

ジェニー「そんな痴女ビッチみたいな水着着てくるからだよ。」

セリカ「ジェニー?」

ジェニー「うぅん、なら、浮き輪を使って滑るものもあるみたいです。それならどうでしょうか~?」

セリカ「……そうね。それなら大丈夫そうね」

コンラート「あぁ、アンテーゼ! 僕と一緒に水鉄砲で遊ばないかい? 滑らずとも楽しいと思うんだ!」ジャーン!

セリカ「ふふ、お兄様ってば……。やっぱり、こういう速度が出るのは怖いの?」

コンラート「う゛っ…………うん、まぁ……;」

ボーイ「その水鉄砲でセリカ様の際どいライン狙おうとは考えていないですよね?」

コンラート「Σそ、そんな気は1ヨクトもないよ!!? や、やめてくれないかなそういうの!?;」

メイ「うわぁ……。」

セリカ「…………。」

コンラート「Σアンテーゼもそんな顔しないでよ!!; そのジト目も可愛いし見られて良かったとは思うけどさぁ!!」

ジェニー「逮捕状ー、刷ってきました~」ペラッ

コンラート「ここで僕が出来ることは何か。それは、全力疾走か全力土下座のどちらかを0.8秒以内に実行に移すことだ。」ダッ!!



レオ「あぁん、バルボの兄貴イイ身体してるじゃなぁ~い///」クネクネ

バルボ「ん、そうか?」

カムイ「あぁ、なかなかガッチリとしてていいんじゃないか?」

レオ「何こいつ変態!!?; ――――ちょっと、賢者呼んでッ!!」

カムイ「Σなんでだよ!! 寧ろお前の方が変態だろ!!?;」

ノーマ「やっほ^^」

カムイ「Σマジのガチで来やがった!!;」ダッ!!

バルボ「…あー……、……なんていうか……。……お前はソレでいいのか?」

レオ「んふ、どうかしら? 今日の為に選んだ水着なんだけど…」クネッ

バルボ「どうみても囚人服です、本当にありがとうございました。」

レオ「や、やだっ、兄貴ったら、お礼だなんて……っ///」

バルボ「勘違いされている気がするのは気のせいだろうか?」

レオ「今晩のオカズになったかしら?」

バルボ「悪いけどここからはお前の話は聞かないし、答えないことにする。」



エスト「おぉーっ!」ダッ!


―ひゅるるる・・・


―どっばーんッ!


エスト「……ふぅーっ、楽し~!」ザバッ!

カチュア「あの子はのん気で本当に羨ましいわ」

パオラ「まぁまぁ、怖いなら怖いとはっきり言っていいのよ?」

カチュア「普段からペガサスに乗ってるのに、それはないわ」キリッ

パオラ「でも、脚が産まれたての子鹿ちゃん状態になってるわよ?」クスッ

カチュア「いや、違うから。振動と共鳴しているだけだから」

パオラ「いいから跳べ」ドンッ

カチュア「ちょ」グラッ


―ヒュルルル・・・


―どっぼーん!


パオラ「やったわ。」

エスト「やったぜ!」

カチュア「……なにか、私に恨みでもあるの?;」ザバッ


「「天使の指輪」」


カチュア「なるほど、わかったわ。…あなた達が相当な屑人間であるということがね」



~~~



セーバー「へぇー……。この波のプールとやらは体幹を鍛えるのに良さそうだな。」

ジェシー「で、ボードは?」

アトラス「ほい」スッ

ジェシー「なるほど、確かにこれは青と白のツートンで良いデザインだ。30cm程度しかなくて、材質も――――Σって、これ、ビート板だろうがッ!!!;」パッシーンッ

セーバー「ノリツッコミも習得したのか。」

ジェシー「知らないのか? ノリツッコミが出来る男はモテるんだよ」フフン

アトラス「※ただし、イケメンに限る」

ジェシー「君は俺に何を伝えたいのかな?」



ジェニー「…………。」

ソニア「あら、ジェニー。どうしたの? そんなしょげた顔して。妹を性的な目で見た犯罪者予備軍の兄を捕まえそこなったの?」

ジェニー「はい。」

ソニア「マジかよ、8割冗談で言ったのに(唖然)」

ジェニー「残りの2割は?」

ソニア「祝福のカンパネラよ」

ジェニー「ごめんなさい、それはちょっとよくわからないの」


―ピンポンパンポーン♪


 『――――セリカ様ー、セリカ様ー。お連れ様がお待ちです、至急、別館へお越しください――――』


セリカ「…あら、なにかしら…? ……お連れ様?」

メイ「!。――――は、早く行った方がいいですよっ! さぁっ!」ズズイ

セリカ「?; え、えぇ、わかったわ…。……ちょっと、行ってくるわね」ザバッ

ボーイ「えっ、セリカ様単身で? …なんかの罠じゃないのか? 俺たちも行った方が――――」

メイ「い、いいのよ、このとんかんちんっ!!;」グィッ

ボーイ「“とんちんかん”な。」



~~~



セリカ「(別館って言っても、さっきと似て……いや、ほぼ同じじゃないかしら?)」ペタペタ…

セリカ「(…………人影?)」ピタッ

セリカ「(……あ、あの人って……っ!)」タッ

アルム「…………ここは?」キョロキョロ

セリカ「アルム!」

アルム「Σせ、セリカ!!?;」

アルム「はっ;」


―スッ・・・


―みにょーん


アルム「は……はは……; 痛いや……;」ヒリヒリ…

セリカ「…………?。何しているの?;」

アルム「い、いや……; ……なんでもない」フィ

セリカ「…そう? ……なら、いいのだけれど……」

アルム「あ、二人用のスライダーがあるっ! 一緒にやろうよ、ね!?;」グィッ

セリカ「え、えぇ……」



~~~



アルム「ど、どうだった、セリカ……ッ!;」ゼェゼェ…

セリカ「そうね……。…もう少し、カーブ多めで距離も長めの方がいいかしら?」

アルム「そ、そっか……;」orz

セリカ「アルム、大丈夫?」

アルム「大丈夫だ、問題ない。」スクッ

セリカ「でも、顔が青いわよ?」

アルム「だ、大丈夫だからッ!; ――――あ、波のプールに行こう!! うん、そうしよう!;」グィッ

セリカ「あ、ちょっと、アルム!?;」



アルム「ねぇ、セリカ」

セリカ「何かしら?」

アルム「今思ったんだけどさ、」

セリカ「えぇ」


―ゴゴゴゴゴゴ・・・


アルム「……波、高過ぎない?;」

セリカ「そうね、3mはあるかしらね?」

アルム「Σ待ってどんな仕組みになってるの!!?;」

セリカ「い、今から戻っても、きっと間に合わないわ!;」

アルム「――――セリカ!!」ギュウッ

セリカ「きゃッ!?///;」グィッ


―ザッバァァァン!!



―ズズズズ・・・


アルム「……うぅ……ゲホッゲホッ;。――――セリカ!?」バシャッ

セリカ「ここよ。」

アルム「あぁ、良かった……、無事で良かった、本当……;」

セリカ「アルム。」

アルム「なんだい、セリカ? ……ん、さっきから何か掴んで――――」


―ぷらーん (セリカのブラトップ)


アルム「あ、あれ……?///;」

セリカ「アールム?」ニッコリ

アルム「あ、あは、あはは……; ……セ、セリカ……怒って……る?;」

セリカ「うふふ、何のことかしら?」

アルム「そ、そうだよねッ! 優しい聖母みたいなセリカがこれくらいで怒るはずないよねッ!!;」

セリカ「そうよ? うふふふふ……」

アルム「あはははは……」


―バチンっ!



~~~



ルカ「楽しんで頂けましたか?」

アルム「ありがとう、ルカ!。ほんっとうに感謝してるよ、もうルカには頭が上がらないね!!」ガシッ!

ルカ「いえ、私はほんの少しお手伝いをしたまでですよ。……ところで、その頬はどうされたんですか?」

アルム「これ? セリカからの愛だよ! ――――というか、ご褒美……かな?///」ウレウレ

ルカ「手遅れですね。(そうですか、良かったですね。)」

アルム「うん、多分本音と建前が逆だと思うんだ。」






 =おまけ=


リネア「べ、ベルクト様……お、思い切って着てみましたが……如何でしょうか……?///」モジ…

ベルクト「へぇー! ここ、売店もあんのか、そいつはすげぇや!」

クレーベ「またこのパターン、か……;」

リネア「べ、ベルクト様! …あちら、浮き輪でのスライダーがあるそうです。い、一緒に行ってくれませんか……っ!?///」カァッ

ベルクト「じゃあ、子供用プールに行くか」スクッ

リネア「……ベルクト様?;」

ベルクト「お前、泳げないんだろ? ……折角の機会だし、俺がみっちり叩き込んでやるよ。」グィッ

ベルクト「……うまく泳げるようになったら、ご褒美だ。……スライダーでも飛び込みでも、なんでもいいからな」フッ

リネア「ベルクト様……っ!///」キュゥゥゥウウンッ!


―いちゃいちゃ


クレーベ「なぜ私はここまで来てコレを見せつけられているんだ?; 可笑しいだろう、私にだってマチルダがいるのに;」orz

フェルナン「無様だな、クレーベ(笑)」

クレーベ「…フェルナン……。通称:フェルナンデス……」

フェルナン「ヒルナンデス!となにが違うんだ?」

クレーベ「いや、それは流石に違い過ぎると思うが……;」
 
フェルナン「……今回だけは、代わってやろう」

クレーベ「!?。ふぇ、フェルナンデス……!?;」

フェルナン「フェルナン。」

クレーベ「フェルナン。……なぜ、急に……?」

フェルナン「マチルダがお前を待っていたからな…。……なに、旧友の為よ」フッ

クレーベ「フェルナン……ッ! なんて良い奴だったんだ、お前は……!(´;ω;`)」ブワッ

フェルナン「……ほら。…涙ぐむ暇があるなら、さっさと行け。野郎の泣き姿はこの目に映したくないからな」ドンッ!

クレーベ「ありがとう、フェルナン…! 本当に、ありがとう……!」ダッ!

フェルナン「あぁ。……入場券の有効時間が切れるまでの、2分間だけだがな(暗黒微笑)」

クレーベ「クソがんも」












END…











 エコーズ勢は、“夏の風物詩:プール”。


 イメージは室内プールなので、あしからず。



 おまけイラスト

[画像:af2ac363-s.png]

 エフィ・クレア・セリカの水着イメ。

 クレアはパレオとかよりも、ワンピースタイプの方が似合うと思うんです。



ルカ「アルムくん。良いお話と、とても良いお話。……どちらから、聞きたいでしょうか?」

アルム「ごめん、ちょっと何言ってるのかわからなかった。……どっちも良い話なんだよね?;」

ルカ「えぇ」ニッコリ

アルム「じゃあ……良い話から」

ルカ「畏まりました。……こちらを」スッ

アルム「…これは……、…チケット?」

ルカ「はい、水練場の入場券です。…もちろん、全員分ございますので、ご心配は要りません」

アルム「あ、ありがとう、悪いね……; ……でも、どこから入手したんだい?」

ルカ「アルムくんであっても言えませんね、すみません。」

アルム「そ、そう……。…わかった、もう聞かないよ」

ルカ「軍の経費から下ろしましたので、私の懐になんらダメージはないので……」

アルム「ちょっとその件はあとで詳しく聞かせて貰うとして。――――この水練場ってどこにあるの?」

ルカ「そのチケットを千切るとですね、」

アルム「ふんふん……」ビリッ

ルカ「その水練場がある、異界に飛ばされ――――」


―しーん・・・。


ルカ「……おや、言い終わる前に行かれてしまうとは……;」

ルカ「(とても良いお話は……、…あちらでのお楽しみということにしましょうか)」クスッ

ルカ「……さて……。…皆さんにも、お渡ししなくては……。」スッ…



~~~



エフィ「あ、アルム……。…ど、どう……かな……? …ちょっと、冒険し過ぎちゃった……?///;」モジ…

アルム『いや……、…その水着、とってもエフィに似合っているよ。…髪もいつもと違うからか……、……えっと……』ポリポリ…

アルム『…すごく……、ドキッとした……///』

エフィ「Σきゃ~~~~!!! なんてねなんてね!? ウェヒヒヒ!!///」バンバンッ!!

ロビン「幼馴染がどんどんおかしくなっていく件について。」

クリフ「……まぁ。アルムもおかしくなってるからね。影響受けちゃったんじゃないかな?」

ロビン「そうか。……そうかもしれないな」



クレア「アルムー! …どうかしら? 似合っています?」クルッ クルッ

アルム「うん、クレアらしくて良いと思うよ?」

クレア「まぁまぁまぁ……っ!///」キラキラキラ…

アルム「?」

グレイ「クレアァァァアアアア!!!」ドドドド!!!

クレア「ッチ」

グレイ「今……舌打ちしたか?;」

クレア「そのような事実は認められておりません。」

グレイ「……そういうことにしておくとするか;。――――俺と一緒に来いッ!!」ガシッ!!

クレア「Σきゃあっ!?;」


―スコーンッ (ビート板がグレイに当たる音)


グレイ「Σいてぇっ!!; なっ、どいつだ!?;」

マチルダ「そうはいかん」

クレア「あ、マチルd――――」

マチルダ「お姉様」

クレア「…お、お姉様……;」

マチルダ「残念だったな。…クレアは私と波乗りするのでな」フッ

クレア「は?」

グレイ「いーや、俺と2人乗りスライダーやるんで」

クレア「え?」

ロビン「ここで颯爽とヒーローの登場だ」ズシャァァア

クレア「…………。……あぁ、………ロビン?」

ロビン「…まさかの忘れられてるってやつだったり?;」

グレイ「はは、ロビンが不憫(フビン)ってかー?」


「「「・・・・・・。」」」


クレア「……グレイ…。…本当に、それでいいんですの…?」

マチルダ「……悪かったな、そこまで追い詰められていたとは知らなかった。許してくれ……」ポンッ

グレイ「えっ、なにこのリアクション?;」



~~~



ティータ「うふふ、いくわよ~ジークー。そぉれっ」ポムッ

ジーク「あぁ。……っと」ポンッ

ティータ「きゃあっ」バシャンッ

ジーク「む、すまない…。……立てるか?」スッ

ティータ「……う…、うん……///」スクッ



エフィ「あのビーチボールで遊んでる2人を殺したい。ララァならわかってくれるよね?」

シルク「落ち着いてくださいエフィさん、ララァさんなんていません;」

エフィ「ゾンビ物の映画って、大体ああいうバカップルが序盤~中盤辺りで無残に殺されるんだよね。」

シルク「エフィさんは私に何を伝えたいのでしょうか?」



リュート「……結構、高いな……」

デューテ「あれあれ~? お兄ちゃん、もしかして怖いの~?」ニヤニヤ

リュート「ば、馬鹿を言えッ!; こ、この程度――――」チラッ


―ヒュゥゥウ・・・


リュート「…………。」

デューテ「飛び込み8mなんて、2階建て一軒家の高さと同じ位だよ? そんなんじゃ瓦修理もアンテナ工事も出来ないよ?」

リュート「言ってやりたいことは山ほどあるが、とりあえず。一軒家とか言うな」

デューテ「いいから飛べ」ドンッ

リュート「ちょ」


―ヒュルルル・・・


―どっぼーん!!!


デューテ「やったぜ。」

アルム「楽しんでるかい?」スッ

デューテ「あ、ちょっと来るのが遅かったね! …今、お兄ちゃんが飛び込んだんだ!」

アルム「へぇ……、リュートが――――」チラッ


―ぷっかぷっか・・・


アルム「――――Σうわぁ、リュート!? 大丈夫!?;」バッ

デューテ「あっ、そんなに前に出たら――――」


―ぐらっ


アルム「えっ?」


―ヒュルルル・・・


―どばっしゃーん!!!


デューテ「Σうわぁ!!; アルムが落ちたぁぁ!!?;」



エフィ「えっ、アルムが飛び込み台8mから落ちて水着が食い込んだって!!?///」

シルク「いえ、そこまで言っていませんから。その持ったカメラをしまいましょう? ――――待ってください、なんで持ってきているんですか? 水練場は撮影禁止でしょう?;」

エフィ「しかも防水機能付きだよ」キリッ

シルク「だから何だというんですか(憤怒)」



~~~



クリフ「僕はあんなお子様なことはしないのさ」フッ

パイソン「その台詞が流れるプール(水深1.3m)じゃなきゃなぁ……」

クリフ「あれ、釈放されたんだ?」

パイソン「現実問題、万引きは窃盗として扱われるが初犯の場合は比較的軽い刑罰で済むことが多い訳で」

フォルス「はっはー! 私は今回が初のSS出演なのだよ!」

ロビン「言ってて悲しくならない?」

フォルス「ちょっぴりホロリときたかな。」

クリフ「あれ、ロビン? 2人用スライダーに行ってたんじゃないの?」

ロビン「振り分けでグレイとになった。しかも8回もやったんだぜ?」

クリフ「なんでそんなにやったの?;」

ロビン「グレイがなぁ……。『今度こそ! 隣のレーンのクレアのポロリを見るんだ! 俺はやってやる!』ってさぁ……」

クリフ「それにのったキミも同罪だと思う。」

フォルス「ところでそのやったってワードで思い出したけど、某渋でパイソン×フォルス/ルカ×フォルス/クレーベ×フォルスという組み合わせがあってね……」

パイソン「なんて最悪なワードで思い出したんだ…;」

ロビン「……俺と、クレアのはないのか?」

フォルス「あったぞ。うん、あった気がする」

ロビン「っしゃあ!!」ガッツ!!

フォルス「ただしグレイ×ロビンもあるものとする。」

ロビン「いや、いくら俺が仲間思いだとしても、それは知りたくなかった……;」

クリフ「……キミ達何の話してるの?;」



~~~



グレイ「くらえぇぇ!! ジ・ェ・ク・ト・シ・ュ・ー・ト!」ドシュッーー!!

ロビン「ぐわぁ!;」ドゴッ

クリフ「っつ!;」ゴスッ

マチルダ「なんの、キッパワー発動だ!」サササッ

クレア「茶番は終わりましたか?」


 「「「あ、はい」」」


ティータ「ここの世界観ってどうなっているのかしら?」

ジーク「知ったら消される」

ティータ「えぇ……っ?;」



ルカ「ふふふ……。……アルムくん」ススッ

アルム「Σうわぁルカ!? FFXにある街と同じ名前のルカじゃないか」

ルカ「私にスタジアムなんてありませんよ。――――ところで、始まりに言っていた、とても良いお話のことなのですが……」

アルム「え、あ、あぁ、言ってたね、そういえば……。」

ルカ「こちらのチケットです。」スッ

アルム「またチケットか」

ルカ「行くにはまず、チケットを

アルム「千切ればいいんだよね?; …………よっ」ビリッ!

ルカ「――――ふふ…。……どうぞ、ごゆっくり」











Continue…











  3行でわかるあらすじ
 ・if子世代全員で海へ
 ・各々自由行動
 ・そして始まるスイカ割り



シノノメ「っしゃあ! まずは俺からだな!」キュッ!

キサラギ「頑張ってー!」

カンナ♀「美味しい展開にするためにも割らないでねー!」

シノノメ「お前は誰だ」

カンナ♀「カンナだよー? 1000年に1度の美少女で、声も可愛くてスレンダーなカンナだよー?」

グレイ「おいやめろ」



キサラギ「右!」

ヒサメ「左ですよ」

キヌ「ずぅーっと前進!」

マトイ「な、斜め左!」

グレイ「後ろ!」


シノノメ「(見事にばらばらだ、本気で割らせない気だな…;)」

シノノメ「(いや、感じろ……! 大地の声を……ッ! 母神ガイアが俺にもっと輝きまくれと囁いているッ!!)」ゴゴゴ…

シノノメ「――――見えた、一線ッ!! そこだァァアア!!!」ブンッ!!


―ゴズンッ!!


シノノメ「ふぃ~……、……あ、あれ、なんだ、西瓜もっと向こうじゃねぇか。…っかしーな、手ごたえはあった気がしたんだが……」シュルッ

キサラギ「うん。――――シグレの頭を割ったから、ね」

シグレ「」ピクッ ピクッ

ミタマ「まあまあ美味しい展開になったのでは?」

シノノメ「だな。これで、俺のはカットされないな」

ディーア「…誰も、心配しねぇんだな……」

ミドリコ「カジュアルのせかいだしね。」

ヒサメ「ま、まぁ、まだHPが1残ってますし……;」

ジークベルト「これは損傷が酷いな……。――――フォレオ」

フォレオ「リライブ」パァァ…

シグレ「これで治ってしまう自分が悔しい。」



~~~



フォレオ「い、いきますっ!」

ソレイユ「頑張ってー!」

エポニーヌ「め、目隠しプレイ…………ありねっ!///」ペロッ

オフェリア「エポニーヌは何を言ってるのかしら」



ジークベルト「右だよ!」

ベロア「…まっすぐです」

ゾフィー「ΣWhat!?; そ、それだとアタシの頭上! 左! 左へ回転!!;」

ルッツ「Σって、これだと僕になるよ!?; 左! もっと左!」


フォレオ「――――ここですね? やぁっ!」ブンッ

イグニス「Σひぇぇぇええええ!!?;」


―ぴたっ


フォレオ「あ、あれ、イグニスだったんですか……; ご、ごめんなさい……驚かせちゃいましたよね…?;」スッ

イグニス「し……死ぬかと思った……;」ドキドキ…

エポニーヌ「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

ソレイユ「エポニーヌ、うるさい」



~~~



ジークベルト「フォレオの分まで、私が頑張るよ」


「「「頑張れリーダー!! (」・ω・)」リー!(/・ω・)/ダー!(」・ω・)」リー!(/・ω・)/ダー!」」」


ジークベルト「このブログ初の顔文字を使ってまでの応援、どうもありがとう。」


ソレイユ「たぶん、斜め左下?」

フォレオ「えっと……下…?」

シノノメ「左?」

キサラギ「斜め左下!」


ジークベルト「(?。なぜに疑問形なのだろう…? ……西瓜割りというのは、こういうものなのだろう…)」フラフラ…


ミドリコ「ソレイユ、1.5 フォレオ、0.8 シノノメ、0.9 キサラギ、2.0よ!」

ソレイユ「へへっ、まぁこれくらいなきゃカワイ子ちゃんの下着を透視出来ないからね! 普段のオフェリアの下着は紫薔薇フリルとか。」ドヤーン

オフェリア「ソレイユ。貴女には後で話があるわ」

フォレオ「うぅ……; ぎ、ぎりぎり裸眼で免許が取れるぐらい、ですか……;」

ゾフィー「そんなに悪いとは思わないけどなー…」

シノノメ「やっぱ流石だな、キサラギは。」

キサラギ「そうかな?」

ジークベルト「――――って、Σなんで視力検査しているんだ!!?;」シュルッ

シノノメ「飽きたから」

ジークベルト「よし、皆! これからはシノノメが西瓜となってくれるそうだ」

シノノメ「おぅっ、冗談だってジーくん!; 冗談冗談マイケルジョーダン城之内君ジョバンニ!!;」ガシッ

ジークベルト「君のボキャブラリーはどうなっているんだ?;」



~~~



カンナ♂「――――えいっ!」ブンッ


―ポコッ! (スイカに棒が当たる音)


―ぱっかーんっ! (スイカが真っ二つに割れる音)


シグレ「随分と、お子様向けSEですね…;」

シノノメ「そうか? じゃあ――――」


―ボゴ (スイカに棒が当たる音)


―グジョグシャア・・・ (スイカが真っ二つに割れる音)


シノノメ「――――の方が良かったか?」

シグレ「すみませんでした、最初のでお願いします。」ドゲザァ

カンナ♂「見せ場が主にカットされていた件について、甚だ遺憾である。」

カンナ♀「上に同じく。」

キヌ「Σあぁっ、カンナーズが怒りのあまり『甚だ遺憾であるモード』に!!;」

グレイ「Σなんだそれは!?;」

キサラギ「えっとねー、食べる時はこのまま――――」パクパク

フォレオ「Σえっ!?; た、種もですか!?;」

キサラギ「種は後から出すんだ。…………こう」ププッ

フォレオ「き、器用ですね~…; …えっと、僕には出来そうにないので、先に取っちゃいます……」ススッ…

ソレイユ「フォレオ可愛い~っ!///」パシャッ!

エポニーヌ「シャッターチャンスよ、シャッターチャンスッッ!!!///」カシャッカシャッ!


ソレイユ・エポニーヌ「「ん?」」


オフェリア「ソレイユはともかく、エポニーヌまで……;」

エポニーヌ「ふっふふふっ……、このスイカを細く加工し直して、モザイク加工をすれば……ッ!!///」ペロッ

ジークベルト「おい、僧侶っ! 僧侶はいないのかっ!!;」

ルッツ「捕縛ならエポニーヌのお父さんが」

ジークベルト「……なんて腐った世の中になってしまったんだろう……;」

シノノメ「それが、大人になるってことなんだよ。」ポンッ

シグレ「いや、違いますよ?;」



~~~



ミドリコ「じゃじゃーん! ミドリコ特製の『西瓜の種だけ溶かす』おくすりよ、グレイはどう?」

グレイ「い、いや、いい……;」

ミドリコ「ほいっと」ドロォ…

西瓜「うわぁぁぁああっ!」シュゥゥゥ…

グレイ「Σあぁっ、俺の甘実物ちゃんがっ!!; 種だけじゃなく実まで溶けたぞ!!?;」

ミドリコ「え、いま『良い』って……」

グレイ「要らねぇって方の『いい』だ!;」

ミドリコ「ごめんね、グレイ。ミドリコが0割わるかったの」グスッ

グレイ「そうか、つまりは俺が10割か、クソが」

ミドリコ「代わりにミドリコのすいかあげるから……」スッ…

グレイ「…………;。……あー、はいはい……」


―パキッ


グレイ「半分だけ貰うわ。……あんがとよ。」スッ

ミドリコ「グレイ……」

ベロア「……なんですか? この見せつけ。」

ヒサメ「白夜では日常茶飯事ですよ。」

ディーア「なんだそれ怖ぇ」

マトイ「別に羨ましくなんかないし別に羨ましくなんかないしアタシはもっとカッコいい人がいいしどっちかというと既婚者に惹かれるし別に羨ましくなんかない――――ないわッ!!」クワッ!!

ミタマ「あ、はい。」

キヌ「あれれー? 誰も、西瓜がしゃべったことツッコまないんだ?」

ルッツ「おしいね!」

カンナ♀「えっ?」

ルッツ「あ、間違えた。おいしいね!」

カンナ♂「一文字入れ忘れるだけでも日本語は変わるので打ち間違えには気を付けましょう。」

ルッツ「え、日本?」

イグニス「んぐっ; ……ど、どうしよう……、た、種、飲み込んだ……っ; だ、大丈夫だよな……?;」ビクビク

シャラ「そうね……。…胃の中は適温だから、すくすくと成長して内側から突き破り、やがて実をつけるでしょうね……」クスッ

イグニス「Σひっ、ひぃぃ!!?;; だ、誰か重曹! 重曹もとい炭酸水素ナトリウムをっ!!!;」

ヒサメ「えっ? 重曹でどうにかなるものでしたっけ?;」

ベロア「……本当に、臆病ですね……。……嘘に決まっているではないですか…」

イグニス「な、なんだ~……;」ホッ

シグレ「重曹【化学名:炭酸水素ナトリウム】は、胃酸過多などに効果があります。ナトリウムということで、透析中や腎臓になんらかの異常がある方は要相談。最初は塩と同じくしょっぱいですが、そのうちにエグさしか残らないということ。有名な薬品である『太田胃散』にてもっとも多く使われている原料です。」

シノノメ「…………ッチ」

キサラギ「…………ハァ」

グレイ「…………ペッ」

ゾフィー「それはないわ」

ミタマ「うわ…………」

ベロア「あなたの家天井低くありません?」

キヌ「消しゴムの角使ったくらいで怒らないでよ」

マトイ「剣と魔法と学園もの。3にあんな顔のザコ敵いなかったかしら?」

シャラ「貴方のメールアドレスで疑わしいサイトに登録したから」

ヒサメ「とりあえず、ぶぶ漬けを出しますね」

カンナ♂「甚だ遺憾である」

カンナ♀「上と同じく」

ディーア「あとでアドレス帳から消しておくから」

ジークベルト「いや、消してしまっては着信拒否が出来ないのでは?」

イグニス「お前の顔写真、犯罪者みたいだな(笑)」

ソレイユ「この恥知らずめ!」

エポニーヌ「ないわーまじありえないわー」

ルッツ「おまわりさーん、この人です」

オフェリア「いっぺん、死んでみる?」

フォレオ「泣いている子もいるんですよ!?」

ミドリコ「えーん。ミドリコの十八番なのにー(棒)」

シグレ「い、いえ、た、確かに悪い事をしてしまった様ですが……っ!; だ、だからといってその人を人と思わぬ侮辱言葉はどうかと思いますよ!!?;」


「「「大丈夫、シグレを人だなんて思ったことないから」」」


シグレ「イジメ?(;_;)」



~~~



ジークベルト「もう、夕暮れだな。」

シノノメ「……さて、海と言えばまだやっていないことがある。――――それは」


「「「それは……?」」」ゴクッ…!


シノノメ「『海のバカヤロー』と叫ぶことだ。」


―ズコーッ! _(┐「ε:)_ (シノノメ以外盛大にすべった音)


シノノメ「お、なんだ、その顔文字? 可愛いな」

ジークベルト「き、キミは……何を言い出すのかと思えば……;」

シノノメ「いや、これをやんなきゃ終われないのよ、まじで。アイドルグループ曲の作詞が秋元●なくらい定番なんだよ」

ジークベルト「何処の誰だか知らないが……; まぁ、白夜の隊長であるシノノメが言うことだし……。……皆もいいかい?」


「「「サーイエッサー、リーダー!(`・ω・´)ゞ」」」ビシッ


ジークベルト「またしても初の顔文字を使ってまでの了承、どうもありがとう。」

シノノメ「――――じゃあ、いくぜっ!」


「「「海のバカヤローーーーー!!!」」」


「「「Sea asshole!!!」」」


「「「Σなぜに!!?;」」」


シノノメ「よし、じゃあ帰るか。」

ジークベルト「かなりあっさりしているんだね?;」












END…












 次はif子世代より“夏の風物詩:海”でした。


 DLC? はてさて、知らない子ですねぇ・・・。



 おまけ

 オフェリアの水着イメージ

???????


 背景:マカロンの意味はありません。

 ホルターが緩々で支えられてない? 大丈夫だ、問題ない。





―ザザァーン・・・


「「「海だーーーーー!!!」」」


ジークベルト「長旅ご苦労だった。好きに遊んでくれて構わないが、海の事故もとい海で年間5人以上は亡くなっているから気を付けるように」


「「「サーイエッサー、リーダー!」」」


シノノメ「っしゃあ、俺はこの漁業法接触スレスレの銛(モリ)で濱口のごとく昼飯取ってくらぁ!」ガッツ!


「「「さっすが隊長、死亡旗立てた!」」」



~~~



ソレイユ「いやぁ~はっはっは……。可愛いビキニお姉さんがいっぱいで眼福眼福…///」

ソレイユ「――――って、Σなるかぁ!!! アタシたち以外誰もいないわぁぁあ!!!」パッシィーン!!

ジークベルト「貸し切りだからね。他の人が入ってこれないように、アンナさんたちが入口閉鎖してくれているんだ」

ソレイユ「そ、そうなんだ……;」

ジークベルト「……一回、プライベートで他の海に行ったことがあるのだけれど……;」

オフェリア「ジークベルトとフォレオに人だかり出来て、SNSのホットワードになってしまったのよね……」スッ

ソレイユ「きゃあオフェリア可愛い!!!///」

オフェリア「Σはっ、ついテントから出てきてしまったわっ;」

ソレイユ「その黒地に星柄のビキニパレオ……Σすっごい似合ってる!!! まるでオフェリアに着てもらう為にあるみたいだね…」

オフェリア「そ、そんな戯言言ったって……っ///」プィッ

ソレイユ「戻ってもずっとその恰好でいてくれない?」

オフェリア「水着で公の場に行くと、捕まるのよ?」

ソレイユ「普段着でアレなのに、それはないよ。」

フォレオ「オフェリア、日焼け止め使い終わったなら返し――――」スッ

フォレオ「――――あ、やっぱり大丈夫です、今日はテントの中にしばらくはいるので」スッ

ソレイユ「逃がすかぁぁああああ!!!」ズサァァァ

フォレオ「Σきゃああぁぁ!?;」

ジークベルト「…やはり、水着も女性物なのか;」

ソレイユ「あぁ、そのピンクのワンピース水着可愛い……ッ!!/// ――――けど、スカートの下には……」

オフェリア「唯一つの宝物(ホウモツ)が眠っているのね?」

フォレオ「そういうこと言うのやめません?;」



~~~



カンナ♀「でーきた!」

ルッツ「何作ったのー?」

カンナ♀「像だよ! 夫の寺島――――」


―ザッバァーーーーン!


カンナ♀「Σあぁっ!!; あたしの3時間!!!;」

ルッツ「グッドタイミンウエーブ!!!」グッ

ミドリコ「寺……島?」

カンナ♂「カンナ、結婚したんだよ。」

ミドリコ「えっ、Σえぇぇぇぇぇぇぇええええ!!?;」

カンナ♂「冗談だよ」

ミドリコ「つぎ、そういうじょうだん言ったら、ねてる間に冬虫夏草くちのなかにつっこむから。」

カンナ♂「御意」



ゾフィー「お子様4人はお砂遊びかぁー、可愛いもんだなー」

ベロア「…会話、聞こえてました?」

ゾフィー「全然まったく微塵も」

ベロア「そうですか」

キヌ「ねぇねぇ! ベロアもゾフィーも、一緒に『砂浜旗』?ってのをやろうよ!」

ベロア「『ビーチフラッグ』ですね……」

ゾフィー「ナニソレ?;」

キサラギ「えっと、旗を立てて、反対側を向いたままうつ伏せになって、合図が出たら起き上がって、先に旗を取った人が勝ち。っていうやつだって」スッ スッ

ヒサメ「す、スマファですか……;」

キサラギ「大丈夫、これ防水のやつだから」

ディーア「なんで俺まで……;」

キサラギ「暇そうだったし」

ディーア「グレイとかシグレもいんだろ……?;」

キサラギ「だってグレイは鶏がらだから、熱い砂の上で伏せてたら鳥の丸焼きになっちゃうでしょ?」

グレイ「ほう?」スタッ

キサラギ「――――って、シノノメが言ってた。」

グレイ「ちょっと海潜ってくらぁ」タッ


―どばっしゃぁあああん!


「「「…………。」」」


ディーア「じゃあシグレは?」

キサラギ「シグレ……? ……あ、あぁ、シグレねシグレ! 来て……えっ、来てるの?!」

ベロア「臭いはしますね……」スン…

ゾフィー「『匂い』じゃなくって『臭い』なところが肝だね!」

キヌ「誤字にあらずってやつだね!」

シグレ「えっ?;」



~~~



ミタマ「ふわぁ……」

シャラ「…………。」ペラッ

マトイ「…………。」ギリッ

エポニーヌ「(シノグレもアリね、アリ。キサディもキサヒサも……いや、ここは敢えてディヒサ……!? はぁ……尊い……///)」ハァハァ…

イグニス「な、なんだあの波……、こ、怖い……ッ;;」ガクブル

ソレイユ「うわ、なにこのパラソル下暗っ!?;」

ミタマ「私は寝たいのです、遊ぶなんてお断りいたします。」

ソレイユ「えぇーっ!?; せっかく来たんだから、一緒に遊ぼうよー」グィグィ

ミタマ「……あーれー」ズルズル…

ソレイユ「Σうわっ、ミタマ軽ッ!?;」

シャラ「もう少しで呪いが完成するの……。…終わったら、出るつもりでいたわ」

マトイ「あ、アタシは……」チラッ

オフェリア「?」ポヨーン

マトイ「くっ……殺せばいいじゃない!;;」

ソレイユ「えっ、なんで!?;」

ジークベルト「大丈夫……怖いのなら、波打ち際に行かずに遊べばいい。」スッ

イグニス「で、でも……ッ! …お、大津波が来たら、とか……ッ」ブルブル

ジークベルト「その時は私が護るよ。…万が一の時も、必ず助ける。約束しよう」

イグニス「り、リーダーぁ……ッ;;」

エポニーヌ「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

ソレイユ「うん。エポニーヌを出すのは簡単そうだね」



~~~



キヌ「いぇーい! 取ったー! たーのしー!」ピョンピョンッ

ゾフィー「これが人気投票景品の優先的に出られる券の効果か……」

キヌ「えっ、関係ないとおもうけど……;」

キサラギ「残念……、もうちょっとだったのになー」ムゥ…

ディーア「……だるい……、ハァーァ……アホくせ……」

ベロア「あんだけ全力疾走しておいて、よく言えますね…」

ゾフィー「よぉーし、もう1回もう1回!」

ヒサメ「え、えぇ、わかりました…。…では、そちらに伏せて……」

ヒサメ「――――よぉーい」スッ


―ドゴォ!!


ゾフィー「Σななな何!?;」

マトイ「ご、ごめんなさい! 強く打ちすぎたわ!;」

キヌ「……ビーチバレー?」

ソレイユ「そうだよー」

キサラギ「ヒサメー、大丈夫?」

ヒサメ「…………。」シーン…

ディーア「……仕方ねぇな……」スッ

ディーア「……リブロー」パァァ…!

ヒサメ「あれ、生きてる……?」

ベロア「…蘇生アイテムがいらないんですね……」

ゾフィー「カジュアルの世界だからね、仕方ないね。」


―ザザァ・・・


シノノメ「よぉ」テクテク…

ジークベルト「あぁ、お帰り。……で、採れたかい?」

シノノメ「ぜーんぜん。…しいて言うなら、鶏がらくらいか」

キサラギ「あの流れで鶏がらは怖いなぁ」

フォレオ「…こうもあろうかと、アンナさんに言って用意してもらっております。」フフッ

アンナ「肉も魚も果物も穀物もなんでもあるわよー。調理場もイートスペースも空いているわよー?」

シノノメ「お前の従弟優秀だな」

ジークベルト「だろう? …私の、自慢の従弟だからね」

シノノメ「お前、嫁にこないか?」ガシッ

フォレオ「えっ?;」

エポニーヌ「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

キサラギ「ひどいよシノノメ、僕とは遊びだったの?」

シノノメ「えっ?;」

エポニーヌ「マタマタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

ジークベルト「君はという人は……;」

シノノメ「いや、わりと覚えがないんだが…」

エポニーヌ「マタマタマタマタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

ソレイユ「エポニーヌ、うるさい。」

キサラギ「あ、西瓜がある! …そうだ、白夜式の食べ方を教えてあげるよ!」グィッ

フォレオ「え、あ、ちょ、ちょっと?;」タタッ

エポニーヌ「」バタッ

ゾフィー「あ、エポニーヌが鼻血噴いて倒れた。」

シノノメ「な、なんだよなんだよなんだってんだよ!!! キサラギの馬鹿、もう知らないッ!!」ダッ!!

ジークベルト「いったいこのコント(?)は何なのだ……;」

ソレイユ「ここでは真面目でいればいるほど馬鹿を見るんだよ(遠い目)」

ジークベルト「そうか……。私も馬鹿にならなくてはな…(遠い目)」






 =おまけ=


ジークベルト「そういえば、白夜側に水着なんてあったのかい?」

シノノメ「あっちにレンタル屋があって、そっから借りた。」

ジークベルト「そうか。…まぁ、流石にサラシでは入れないよね;」

シノノメ「褌で入ろうとしたら、赤毛一つ結わいに止められた。ここは川じゃねぇんだぞってな」

ジークベルト「君は馬鹿なのかい?;」











Continue…











カミラ「まぁっ……素敵! 今夜は随分と楽しめそうね…」ウフッ

ベルカ「…………。」

カミラ「……ごめんなさいね…。…貴女は、人混み苦手なのに……来させちゃって」

ベルカ「…別に……。…護衛するのは、臣下の仕事だから…」

カミラ「うふふふふ……。ありがとう、私の愛しい子……」ナデ…

カミラ「――――ところで、ルーナはどこかしら? さっきまで居たわよね…?」

ベルカ「……祭りが終わるまで、多分……戻ってこない……」

カミラ「あらまあ……。…青春って、良いわねぇ……(遠い目)」

ベルカ「…………;。」

カミラ「…折角だし、二人で回ってもいいのだけれど……」

ニュクス「……迷ったわ……;」キョロ…

カミラ「お嬢ちゃん、どうしたのかしら? …お父さんお母さんと逸れちゃったのかな?」

ニュクス「いや、わかってるでしょ?; 子供扱いしないでくれる?」

カミラ「………ベルカ。……いいかしら…?」

ベルカ「…別に。……二人きりじゃないほうがいい……」

ニュクス「えっ、一緒に行動すること確定なの?;」

ベルカ「……カミラ様からは……、…逃げられない…。」ポンッ

ニュクス「えぇっ……?;」



~~~



カミラ「あら~ん、ヒノカ王女じゃな~い///」ダキッ

ヒノカ「Σげっ、か、カミラ王女!?;」

アサマ「んっんー、公序良俗に反しますねー?」

セツナ「わー、百合百合ー」

ヒノカ「セツナ。お前、何処でそんな言葉覚えた?」

カミラ「百合というよりも……そうねぇ…。……ヒノカミの方が正しいかしら?」

ヒノカ「Σ余計に悪化してないか!?;」

ニュクス「What is this?」


「「「えっ?」」」


ニュクス「……あら、この言葉じゃ伝わらない? ――――これはなにかしら?」

ヒノカ「Yo-Yo Fishing.」

アサマ「Japanese festival game.」

セツナ「"Yo-Yo Fishing" is the most famous game for children.」

ニュクス「なんだわかってるじゃない(憤怒)」

カミラ「……子供扱いされていることはいいの?」

ヒノカ「はは、軽い冗談だ。これはヨーヨー釣りといって、紙縒りを使い、取れた分だけ貰えるというものだ」

カミラ「なるほどね……。……本当に、これってヨーヨーなの?」

ヒノカ「?。あぁ、そうだが?」

カミラ「……ヨーヨーにも、いろいろあるのね…。」フーン…

ベルカ「……暗夜では、珍しい……。……多分、喜ぶと思う。…ルーナもカム

カミラ「50回やるわ」

ヒノカ「Σな、正気か!?;」

アサマ「これはこれは、良いカモが食いつきましたね」

セツナ「15000Gになりまーす…」

ヒノカ「Σお前らは落ち着き過ぎじゃないか!!?;」



~~~



ニュクス「赤いヨーヨー……、……可愛い……」ギュッ

カミラ「まぁまぁ、可愛い子///」ナデ…

ニュクス「子供扱いしないでって何度言ったらわかるの?;」

カミラ「あんなにムキになれる、大人なんていないわよ?」クスクス…

ベルカ「…………。」テクテク…

カミラ「あぁ、ごめんなさい、ベルカ。……重たいでしょう?」

ベルカ「……別に……」

ニュクス「商品全部取って、風呂敷に包んでもらう大人もいないと思うの。」

カミラ「あら、言うようになったじゃない。」ウフフ…

フローラ「いらっしゃいませ。」

ニュクス「……ここは…かき氷屋さんなのね。」

ジョーカー「…………。」イライラ…

カミラ「二人でやっているの?」

フローラ「はい(即答)」

ジョーカー「いいえ(即答)」

ニュクス「ここまで綺麗に分かれるなんて……;」

ベルカ「……なんで、一緒にいるの…?」

ジョーカー「ありのままに起こったことを話す。カムイ様の元へ行こうとしたら後ろから鈍器のようなもので殴られて、ここに繋がれていた。何を言っているかわからないと思うが、俺も(ry」

ニュクス「なにそれこわい」

フローラ「氷って証拠が残らないから凶器に相応しいのですよ。」フフッ

ベルカ「…なるほど……。」メモメモ

カミラ「ベルカ?」

フローラ「では――――、おひとつ如何ですか? 天然氷でふわふわですよ?」

カミラ「そうね……、なら5つ貰おうかしら?」

ベルカ「……5つ…?」

カミラ「もちろん、私たちの分と……。私のかわいい子たちの分よ?」ニッコリ

ニュクス「……持っていくまでに、溶けないといいわね…;」フゥー…



~~~



エリーゼ「わーいわーい、皆でお祭り、楽しーなー!」ピョンピョン

エルフィ「はい……。……美味しそうな匂いが、あちらこちらから漂ってきます……」

ハロルド「はっはっはー! さっき浴衣がはだけて僧侶を呼ばれた時はもう人生終わったと思ったよ!」

エリーゼ「さすがハロルド、ブレないね!」

ハロルド「はっはっはー! ……泣いていい?」

エルフィ「勝手に、どうぞ…?」

エリーゼ「あ、ほ、ほら!; あそこにくじ引き屋さんがあるよ! 今なら、何かいいもの当たるかもよ!?」グィッ

エルフィ「…え……?;」

オロチ「いらっしゃい。ウチはくじ引き屋じゃ」

ツクヨミ「1回300Gだ。多く引いたからとて、まけはせん」

エリーゼ「5回! 5倍プッシュだ!」バンッ!

ハロルド「おぉ、なんとお優しいエリーゼ様……! ……しかし、圧倒的不運の私では――――」


―どちゃあ・・・。 (安物消しゴムの山)


ハロルド「――――こうなるわけで」

エリーゼ「これ、ちゃんと当たり入ってるの?」

オロチ「もちのろんじゃ」フフン

エリーゼ「実況配信するよ?」

オロチ「その程度では折れん」

エリーゼ「全部引くところ配信するけど……」

オロチ「ほっほっほ! はて、このくじを全部引けるほどの所持があるのならな」

エルフィ「……僧侶呼ぶわ」スッ

ツクヨミ「いや、別にそんな悪徳なものはやっていないからな?; 何をそこまでノっているかはわからんが、収集がつかなくなるからここで止めるぞ?;」


「「「ごめん、ちょっと某実況見て真似したくなって」」」


ツクヨミ「なるほど。正直なのはいいことだなクソが」

ハロルド「私の立場(´・ω・`)」



~~~



エリーゼ「あ、みてみて! あそこに見たことないお菓子の屋台があるよっ!」ダッ

ハロルド「ま、まだ食べるんですか!?;」

エリーゼ「とりあえず、全制覇はしたいなー?」

ハロルド「なんと;」

エルフィ「…私としては、エリーゼ様がお残しになったものを食べれるから……嬉しい」モグモグモグ

ハロルド「それはいろいろと食べれるからという意味で良いのだよね? エリーゼ様がお口をつけたものだからという意味でないという解釈で良いのだよね?」

エルフィ「黙秘権を使用するわ…」ゴックン

ユキムラ「…おや……、暗夜王女のエリーゼ様ではありませんか」

ユウギリ「いらっしゃいませ、こちらは通称:お絵かきせんべいですわ」

エリーゼ「お絵かきせんべい?」

ユウギリ「はい。…こちらの海老煎餅に、水あめをお筆で塗り、その上から色付き砂糖を振りかけて、落とす。と……」ポスポス…

エリーゼ「すご~い! メガネの絵だ~!」オォーッ!

ユウギリ「どうぞ」スッ

ユキムラ「え、共食いしろと言うことですか!?;」

ユウギリ「やっぱり眼鏡が本体だったのですか(唖然)」

エリーゼ「やるやるー! 2枚お願いー!」

ユウギリ「1枚400Gになります。」

エリーゼ「地味に高いね」

エルフィ「…私たちも……」スッ

ハロルド「楽しそうだし、やらせてもらおうかね」スッ

エリーゼ「何描こうかな~…」



~~~



ユキムラ「……おや…。…もう、こんな時間でしたか」

ユウギリ「あと40分でお祭りもおしまいですわねぇ」

エリーゼ「え、終わっちゃうの…?」

ユウギリ「始まりがあれば、終わりもありますわ。」

エリーゼ「いや、そういうのじゃなくって……;」

エルフィ「……出来ました」スッ

ハロルド「……私も完成したよ、途中割れたりしたけどね」スッ

エリーゼ「じゃあ、せーので見せ合おうか」スッ


 「「「せーのっ!」」」


―バッ!


 「「「・・・・・・。」」」


エリーゼ「…えっと……。……それ、あたし…?」

エルフィ「はい。…エリーゼ様のは、私たちですか?」

エリーゼ「うん。…やっぱり描くのは、ふたりかなって……」

ハロルド「奇遇ですね。私たちも自然と筆が進んだんですよ」

エリーゼ「えっ? ハロルドのってハエトリソウでしょ?」

ハロルド「Oh……;」

エリーゼ「……あ、そうだ! せっかくだから、交換しない?」スッ

エルフィ「ありがたくお受けいたします…」スッ

エリーゼ「ハロルドのは要らないよ。」

ハロルド「Σなんとっ!?;」

ユウギリ「…仲が大変よろしくて、微笑ましいですわね」フフッ

ユキムラ「そ、そうでしょうか……?;」










 =おまけ=


オーディン「ふっ……、我が宵闇に紛れし纏……。妖美な輝きを秘めている…」フッ…

ラズワルド「今はそういうのいいから。」

オーディン「ははっ、この浴衣久しぶりだけどやっぱりいいなー! ずっと欲しかったんだよなー」

ルーナ「………ま、…結構したわね……;」

ラズワルド「…臣下でのお給料、ほぼ無くなるとはね……; ははは…、あんなに貯めておいたのになぁ……;」

オーディン「暗夜は貧しい国と言われ、王女でさえ花売り(意味深)しているというのに……、ナンパしたり口紅あげたり茶に誘ったり……なぁ……?」

ラズワルド「そ、そんな目で見ないでよ……; 悪いのは、インテリジェン

ラズワルド「はい。」

ルーナ「僧侶の字を出させずに途中でやめたのは評価してあげるわ」

ラズワルド「わーい、ルーナに褒められたー」

ルーナ「褒めてない!;」

オーディン「さーて、何すっかなー! 金魚すくいも良いし、型抜きも良いなー!」

ラズワルド「そうだね。ところでオーディン、お祭りの終了時刻知ってる?」

オーディン「九つの数を刻みし時だろ?」

ルーナ「そうね。……で、今何時かしら?」

オーディン「えーっと、8時57分だな。」


 「「「…………。」」」


オーディン「……帰るか…;」

ラズワルド「そうだね……;」










END…









 最初はif親世代からで、“夏の風物詩:お祭り”。


 2年前の感謝祭では、if子世代の内容がお祭りでした。




マークス「ふむ……。祭りとやらに招待されたが、なかなかに楽しそうだな…」

ピエリ「ピエリ、真っ赤でドロドロな甘ーいもの食べたいのー!」

マークス「そ、そうか…、見つかるといいな……; ――――ところで、ラズワルドの姿が見えない気がするのだが」

ピエリ「ラズワルドなら『浴衣着てると皆9割増しに可愛く見えちゃって、僕、困っちゃうなー』って言ってどっか行ったの」

マークス「またナンパか……;」

フェリシア「あ、マークス様にピエリさん~」

ピエリ「あっ、駄メイドなの!」

マークス「フェリシアだろ…; どうした? ……フローラと一緒ではなかったのか?」

フェリシア「姉さんはジョーカーさんの尾行――――けほけほ、は、はぐれちゃいまして~;」

マークス「そうか。…なら、共に回らないか? 丁度、1人かけていたところだ。」

フェリシア「ラズワルドさんですね?; …お、お邪魔でないのなら是非っ!」

マークス「ピエリも良いだろう?」

ピエリ「ピエリを怒らせない限りは大丈夫なの!」ニコッ

フェリシア「ふ、ふぇぇ~……;」

ピエリ「現実の女は『ふぇぇ』なんて言わないの(真顔)」

フェリシア「私、二次元の女ですから。」

マークス「……仲良くしろとまでは言わん。だが、喧嘩はするな…?;」



~~~



リョウマ「おぉ、マークス王子。よく来てくれた」スッ

マークス「こちらこそ、招待して頂きありがたく思う」スッ


―がしっ! (2人が握手する音)


ピエリ「大の男が公衆の面前で握手しているの……;」

フェリシア「素敵な友情ですね~!」パチパチ

マークス「…? リョウマ王子にも、臣下はいた気が……。 …臣下の2人はどうした?」

リョウマ「サイゾウとカゲロウか? …あいつ等は警備をしているらしい…、……スズカゼもだな。」フム…

マークス「そうか。………えっと…、…リョウマ王子は何をしているのだろうか?」

リョウマ「【海老すくい】だ。1回400Gで、取れたら取れた分だけやろう」

マークス「そうか。………では、3回分頼もうか。私とピエリとフェリシアの分だ」チャリンッ

リョウマ「1200G丁度だな、毎度!」

ピエリ「マークス様、太っ腹なの~!」

フェリシア「ありがとうございます~!」

マークス「気にするな。私の懐は108まである」フッ

フェリシア「ちょっと何言ってるのかわからないです」

マークス「あぁ、額を忘れていたな。108万Gだ」

ピエリ「暗夜って貧しい国じゃないの?」

マークス「某北の国も、下層部は貧しいが上層部は大いに裕福だからな。」

ピエリ「ピエリにはマークス様の言ってることがわからないの。」

リョウマ「ほ、ほら……; ポイだ。これを使ってすくうんだ」スッ

フェリシア「これは……和紙、ですか……?」

リョウマ「あぁ。…こう見えても、和紙は丈夫でな。最中は見た目こそアレだが、結構脆く、すぐに壊れて使い物にならなくなる。」

フェリシア「へぇ~…。7へぇ~くらいですね~」ポチポチ

リョウマ「なんだその中途半端は」

マークス「ところでリョウマ王子。なにやら大きな個体がいるのだが」

リョウマ「伊勢海老だ。…なに、ちょっとしたサービスよ」フッ

ピエリ「コレとかコレとか、すごくハサミが大きいの」

リョウマ「それはロブスターだな。…高級料理になる」フッ

フェリシア「こっち側はすごく動きの早いコたちばかりです~!」

リョウマ「あぁ、そいつ等は蝦蛄(シャコ)。…そのパンチは貝を割るほどの強さを誇る、指の骨を折らぬよう気をつけてくれ」フッ

マークス「取らせる気ないだろ。」

リョウマ「黙秘権を使用する。」

ピエリ「さすが白夜きたない、きたないは白夜なの。」



~~~



フェリシア「小さい海老さん1匹は貰えましたね~♪」

マークス「…そういえば、いつの間にかジークベルトも赤と白のエビを飼っていたな……」

ピエリ「ピエリは夜食にコイツを生きたまま捌いて、お造りにしちゃうのよー!」

フェリシア「あの伊勢海老さんをすくっちゃうとか、ピエリさん本当にすごいです~!」

ピエリ「ピエリ、手先が器用なのよ?」エッヘン!

マークス「いや、あれは手先が器用とか、そういう次元ではない気がする。」

サクラ「あ……、…あの……っ!」

マークス「…む、サクラ王女か……。何用か」ズモモ…

サクラ「Σひッ!;」ササッ

カザハナ「サクラを怖がらせる不届き者……!」チャキッ!

ツバキ「駄目だよーカザハナー? アレでも、一国の第一王子だからねー」ドオドオ

マークス「…………。」ゴシッ

ピエリ「あ、マークス様泣いてるのー」

マークス「泣いてなどいない。」ウルッ

サクラ「……あ……、…その……っ、……りんご飴、いかがですか…?」コソッ…

フェリシア「このりんごって、本物のりんごなんですか?」

ツバキ「そう、本物のりんごを水あめで表装したものなんだー。…この屋台限定品で、他じゃそうそう、手に入りませんよー」

マークス「ほう…………。」

サクラ「…………。」ジィィ…

カザハナ「…………。」ジッ…

ツバキ「1つ300Gになりますー」

マークス「……3つ、いただこうか;」

サクラ「あ、ありがとうございますっ!」パァァ…!

カザハナ「やったわね、サクラ! 初めて、サクラの力で売れたのよ!」キャッキャ

サクラ「はいっ! とっても嬉しいですっ!」キャッキャ

ツバキ「えっ、俺じゃないの?(真顔)」

カザハナ「黙れ」

ツバキ「はい」

ピエリ「こ、これは……っ!?」

マークス「む、どうした?」

ピエリ「最初に言ってた、『真っ赤でドロドロな甘ーいもの』なの!! ピエリ、嬉しいのよ!」キラキラ…

マークス「そ、そういえば、確かに言っていたな……;」

フェリシア「良かったですね~!」



~~~



レオン「『白夜の祭りに来たなう』っと……」ツイート

ゼロ「またSNSなんて、イケないものシてるんですか…」

レオン「なんだよ僕の勝手だろってΣ近いッ!; 顔近い!!;」

ゼロ「おっと、失礼」スッ

レオン「ハァー…; ……ん、オーディンは?」

ゼロ「アイツなら『この宵闇の合間に我が血が共鳴している…?』と言って、どこかに行きました」

レオン「そうか、放っておけ」

ゼロ「わかりました。」

サイラス「き~み~が~いたな~つは~とおい~ゆ~め~のなか~♪」テクテク


「「「…………。」」」


サイラス「あ、いや……、その……; そういうつもりじゃなくて……ッ!;」オロオロ

レオン「今のは聞かなかったことにしておいてあげるよ。……姉さんと一緒じゃないの?」

サイラス「アイツは、この祭りの幹事としてあっちこっちと忙しそうにしているんで……;」

レオン「そ、そうだったんだ……;」

ゼロ「カムイ様は両国の和平のために、そのカラダでイロイロとヤりまくってるんですねぇ」

レオン「次、姉さんのことそういう言い方したらミネストローネの具にして美味しく頂くから。」

ゼロ「御意」

サイラス「お、俺も一緒に行かせてくれませんか…? 一人じゃあつまらなくて……」

レオン「まぁ、別にいいけど……。」フィ

ゼロ「今、レオン様は『友達とばったり会って一緒に行動なう!(≧▽≦)』とツイートしたから悦んでいるのさ。…一緒にイこうか」フッ

サイラス「有効! ツンデレ有効!!」

レオン「Σか、勝手に僕のスマファ見ないでよ!! あと、ツンデレじゃないから!!///;」



~~~



クリムゾン「やぁ、いらっしゃい! ウチは宝石すくい屋だよ、やっていかないかい?」

サイラス「隣になにか他の屋台でもあったのか? いろいろと放置されたままだが…」

クリムゾン「あぁ…。…隣は、海老すくいっていうのをやってたんだけど……。時価30000Gの目玉商品をあっさり取られちゃって……;」

レオン「……それで、閉店か。」

クリムゾン「そう。もうちょっとそれで儲けるつもりだったのに、まさかの最初のお客さんがねぇ……」

ゼロ「その店主にイケないことをしたヤツを見てみたいものだ。」

クリムゾン「――――と、まぁ、この話は置いておいて。……1回500Gだよ、どう?」

レオン「そうだね…。……オーディンあたりは喜ぶだろうな」

サイラス「ははは、ないですよ。……これってプラスチックの玩具だろ?」

クリムゾン「本物だけど?」

サイラス「その価格設定でか?; デフレーションか?デフレーションなのか?;」

レオン「本物……。……じゃあ、とりあえず、1回やろうかな?」スッ

クリムゾン「おっ、毎度!」チャリンッ

ゼロ「…ところでレオン様。……コレの悪戯(アソビ)方をご存じですか?」

レオン「いや全然」

サイラス「こういうのは、おたまでザクッと1回だけすくって、そのすくえた分だけちゃっちいポーチ(笑)に入れてから貰えるってやつです」

レオン「なるほどね」

クリムゾン「はい。…これですくってね」スッ


―ちょこーん (もんじゃ焼きを食べる時に使う、アレ)


レオン「…………。」

サイラス「…………。」

ゼロ「…………。」

クリムゾン「そうそう高いものが、簡単かつ大量に手に入ると思ったら大間違いだよ。」フッフッフ…

サイラス「流石テキヤ汚い、汚いテキヤだな」

レオン「…この角度が、1番多くすくえるかな。……いや、こっちのサファイアのが喜ぶだろうか……?」ブツブツ…

ゼロ「レオン様の優しさに全俺が泣いた」



~~~



レオン「『白夜のタクミ王子が射的屋やってるなう #ここで突然の自撮りあげ #少しでも良いと思ったらrt #rt、いいねした人フォローする』っと」パシャッ ツイート

タクミ「キミも随分と、スマファ依存症になったもんだねー……;」

ゼロ「レオン様は食事中も会議中もこっそりとヤッてる、悪いお人でねぇ……。睡眠中もTL全ファボ位は毎晩その手でシているほどのテクニシャンなのさ」フッ

タクミ「 今すぐ びょういん 行きましょう 」

サイラス「へぇー、射的屋ですかー。……で、銃は……?」

タクミ「“じゅう”ってなに? それで遊ぶの?」

オボロ「あぁ、無知なタクミ様も大変麗しゅうございますゆえ!///」カシャカシャッ!

ヒナタ「この割り箸で出来た特製の矢をこの弓で放ち、あそこにある景品たちを落とせたら獲得だ。……どうだ?」

ゼロ「ほう……。……なら、ここは俺がイく番だな」フッ

サイラス「俺もやる!」ダッ

タクミ「3本600Gね。……はい、毎度」チャリンッ

タクミ「……レオン王子はやらないの?」

レオン「僕はこういう子供っぽいのはやらないのでね。」フフン

サイラス「えっ? さっきまで宝石すくいやっていたのにですか?」

タクミ「えっ?」

オボロ「えっ?」

ヒナタ「えっ?」

レオン「い、いや……っ! 違うっ! あ、あれは僕じゃなくって、オーディンへのプレゼントに……ッ!;」

ゼロ「あんだけ愉しそうにシていたのに、罪なお人だ……」


 「「「wwwwwww」」」


タクミ「こwうwwwいwwうwww」

オボロ「子ww供wwwっぽwww」

ヒナタ「やwらwwなwwいww」

レオン「笑うな」


 「「「はい」」」














Continue…











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