ルキナ「――――さて。皆さん、思い思いに楽しみましたね。」
マーク♂「見て下さい、この完璧な肉付きと光沢! これが本場のギラファノコギリクワガタ!」
ブレディ「※外来種を野生に放すのは違法です。生態系を崩すことになるので絶対にやめましょう。」
ルキナ「……マークはあのカサカサした生き物は駄目ですのに、似た生物である甲虫は大丈夫なのですか?」
マーク♂「そういうもんじゃないですか、人間って。」
ウード「いきなり真理を衝かれたな。」
ルキナ「さて……。バードウォッチンググループは……」
シンシア「何? 今デジェルの隠し撮り写真スクラップするのに忙しいんだけど。」
デジェル「ハァ……ハァ……セレナコレクションがまた483枚増えた……(*´Д`)」
ルキナ「おい鳥撮れよ」
セレナ「Σルキナがキレた!!!;」
シャンブレー「――――Σヒィィィイイイ!!?; な、なんだこの絶滅した後に行くような地獄の世界は!!?;」
ノワール「……それ……、ルk」
シャンブレー「なるほど把握」
ルキナ「ふふっ、3時間程かけましたのでなかなかの力作です。帰ったらお城の廊下に飾ろうかと思いまして」
シャンブレー「マジかよ」
ウード「諦めろ、シャンブレー。ルキナが絶対、勝てるやつはいねぇんだ。諦めも時には肝心なんだ。」ポンッ
シャンブレー「お、おう……;」
マーク♂「ジェロームさんは何を描いたんですかー?」
ジェローム「……ふっ」
マーク♂「えっ、なんですかこれは(ドン引き)」
ジェローム「……ふっ」
セレナ「あら、中々に上手いじゃない。よく描けてると思うわ」スッ
ジェローム「……ふっ///」
デジェル「ッカーーーーーーーーーー!!! おどれ緑虫ィーーーーーーーーーーー!!!!」ブンッ!
ジェローム「させるものか」サッ
シンシア「ねぇねぇ、ノワールはー?」
ノワール「わ、私? ……ただの風景画よ……?」スッ
シンシア「へぇー、普通に上手いじゃん。学校で買う障害者の人が描いたハガキレベルには上手いと思うなー」
ノワール「覚悟しろ。貴様の脳髄を引きずり出してグリフォンに抉らせ、じわじわと生きたまま喰わせてやる。」
シンシア「あたし最上級に褒めたのに」
セレナ「だけどそれは大きなミステイク」
ジェローム「言い値で買おう」スッ(財布
シンシア「おい、なあおい」
ノワール「……いくらでも?」
ジェローム「構わん。好きにしろ。私の財布は108まであるぞ。」フッ
ノワール「4,980,000,000,000Gになります」
セレナ「ピカソ超えちゃってるじゃない」
ジェローム「分割払いで」スッ
「「「Σ買うんかい!!;」」」
アズール「僕たち釣りグループは、そこそこ取れたよー。これだけあればみんなで食べられるんじゃないかなー?」コトッ
ンン「サワガニも採ったですよ。茹でて塩を振るとおいしいとか聞いたことあるです」コトッ
マーク♀「……でも……、180cmのイトウは……。……すみません、にわとりさん。今年の夏では間に合いませんでした……。……諦めて、晩御飯のヒント【明日の朝から少し静かになるかも】からのひなたん誕生日の犠牲になってください……っ!」クッ
アズール「マークは何を言っているんだろう?」
ンン「きっと、マークにしか見えていない世界もあるです。そうしかありえないのです。」
ルキナ「ご苦労様でした。ところでロランはどうされました?」
「「「…………。」」」
ウード「なんだその最後の希望のところも落ちていた時の親に対する沈黙は」
アズール「ロランは……いいやつだったよ」
マーク♀「惜しいやつをなくしましたね」
ロラン「Σいや、生きていますからね!!?; 勝手に死んだことにしないでください!!!;」
ンン「あぁ……。ロランの声が聞こえるような気がするです……」
ルキナ「……では、皆さん。――――星になったロランに、敬礼」ビッ
「「「敬礼ー!」」」ビシッ
「Σそこまでして僕を死んだことにしたいのですか、あなた方は!!!;」
「「「はエス」」」
「はいとイエスが混ざってよくわかりま――――すが、わからないまま自分の人生に幕を閉じたいですね。認めたら負けのような気がするので。」
~~~
ルキナ「さて。暑いですし、川遊びでもいたしましょうか」
シンシア「こんなこともあろうかと、水鉄砲と水風船と網は持ってきたよ!」ジャーン!
セレナ「準備良すぎでしょ」
シンシア「だってデジェルの服、濡らしてすけすけにしたいじゃん?」
ルキナ「シンシア、あなた疲れているんです」
ンン「きゃーーーー! 冷たいでーーーーす!」バシャバシャ
アズール「……やっぱり遊びたかったんだ;」
マーク♀「ンンちゃ~ん、あんまり深いところに行っちゃ駄目でちゅからね~!」
ンン「こ、子供あつかいするなですッ!///;」プンッ
マーク♀「これは冗談じゃありませんが、日本だけでも川で年間30人以上は亡くなっているんです。そのうちの一人にならないことを切実に願っていますよ」
ンン「言ってやりたいことはたくさんありますが、とりあえず。日本とか言うなです。」
マーク♂「水風船に血のり水を入れてみました。これでようつべで再生数100万狙えませんかね!?」
ブレディ「事件扱いされそうだな。」
シャンブレー「いい具合に飛沫になるだろうしな。」
ウード「おっ、よきじゃん! よきよきじゃん! やろうぜ!」
シンシア「見よ! あたしのスプラトゥーンのSの実力を!」チャキッ
デジェル「後ろに立っていいのは、殺される覚悟のある奴だけだ。」スッ
シンシア「…………!!!;」
セレナ「……ルキナ。バケツ」
ルキナ「消防車用ホースならあるんですが……」
セレナ「ここはなんで持っているのかを聞くべきかしらね?」
ルキナ「先日、伝説のスタフィー3をやったのでつい……」
セレナ「わかった。わからないけど。」
ノワール「……あ、バケツなら花火用に持ってきたのが……」スッ
セレナ「ん、ありがと。――――せぇーのっ、せっ!」ブンッ!
―バッシャァァアアアアアアアアア!!!
「「Σ冷たッッ!!?; というか、寒ッッ!!!;」」
セレナ「やったぜ。」
シンシア「Σちょっとちょっとー!!?; 心臓がきゅってしたよ、きゅって!!;」
ルキナ「きちんと準備体操と全身にかけ水をしない方が悪いんですよ。」
シンシア「あれ、これあたしフルボッコ?;」
デジェル「せ、セレナからの愛……そう、愛よデジェル! 悦びよ、デジェル! うっふふふふふ……」ブルブル
ノワール「……風邪ひいちゃうわ。はい、タオル……」スッ
デジェル「シャーーーーーーッ!!!」ビリィッ!!
セレナ「人のモノを故意ではなく破壊することは器物破損罪になるわ。あなたの人生おしまいね」
デジェル「独房の中でも、私はセレナの事を思い続けるわっ!」
シンシア「うん、もう誰もタオルの破片を拾い集めてジップロックに入れてるジェロームにツッコまないんだね。」
ルキナ「それが大人になるということですよ」
シンシア「悲しいね」
―ヒュンッ!
―バシャッ!
ルキナ「Σきゃっ!?;」
ウード「あっ、わりぃ」
ノワール「――――Σヒィィ!?; ち、血!!?;」
ルキナ「わ、私って……、水風船如きで出血するほど脆かったでしたっけ……」ヌルッ
シンシア「なんかさ、ルキナってすごいよね。」
ルキナ「えっ? どこがですか?」
シンシア「全部」
セレナ「……ハァ。ただの血のりでしょ、まったくロランってばろくなことしないんだから」
ロラン「Σ待ってください!!; なぜ僕になるんですか!!?;」
セレナ「その胸に手を当ててよく考えてみなさい」
ロラン「僕は神に誓って、ナーガ様に誓って潔白です!」
デジェル「ふんっ、覚醒での支援会話を全て見た上で同じこと抜かせるのかしら?」
ンン「です。そうなのです。なのなのです。」コクコク
マーク♀「潔白な方なら『変態魔帽眼鏡』だなんて蔑称を付けられることはないんですよ?」
ブレディ「これは良いどストレート。」
マーク♂「まぁ始めたのは僕なんですが」
セレナ「おいちょっと息の根止めろ」グッ
マーク♂「アハハッ、セレナさんってば愛が重いんですね~! ……そこが素敵だと僕は思いますが!」
セレナ「ばっ……バッカじゃないの!!?///;」パッ
マーク♂「ちょろいですよ」
ウード「おい、なあおい」
マーク♀「ンンさん、覚悟ー!」ブンッ
ンン「きゃっ、痛っ; ……私の純白のワンピース、よくも汚してくれましたね。落ちなかったらどうしてくれるんですか?」ユラァ
マーク♀「そしたらハロウィンで使えばいいんですよ」
ンン「なるほど、そういう手もありますね。」
アズール「ンン、しっかり」
シンシア「前から邪魔だと思ってたんだよ、セレナ! アンタがいるからデジェルは……祖国のために死ねアターック!」ブンッ
セレナ「なんなく回避」ヒョイ
デジェル「私がセレナの盾になるわ……」スッ…
セレナ「デジェル……?」
デジェル「……惚れてしまったかしら?」フッ
セレナ「いや、アンタ達の痴話げんかに巻き込まれてウンザリしてるんだけど? どっちも好感度ー80くらいまで下がったんだけど?」
デジェル「――――全部アンタのせいよ、このダメタマゴがーーーーーッ!!!」ブンッ!!
シンシア「Σゆでたまごの次はダメタマゴ!?; どんだけあたしがたまごに見えるの、デジェル!!;」
デジェル「平沢唯と平沢憂の違いくらいかしら?」
シンシア「くそがんも」
ルキナ「皆さん元気でイタッこちらッツに来て良かったとキャッ、思いますnグッ。お前らいい加減にしろよ? よろしいならば、戦争だ」
シャンブレー「Σルキナ!!? おい、ルキナ!!;」
アズール「ファルシオンは駄目だって!!; 血のりじゃなくてマジモンの血が飛び散ることになるから!!;」
マーク♂「……あれ? でも、これ後片付けどうやるんですか?」
ウード「おい主催者」
ンン「ブラシか何かで擦って落とすしかないのでは?」
マーク♂「いや、岩ではなくて川の水が……」
「「「…………あっ」」」
マーク♂「――――あっと、僕そろそろ帰らないと門が閉まっちゃいますのでこれで!」シュンッ
ブレディ「おい主催者が逃げたぞ!!;」
マーク♀「えぇ、えぇ。マークちゃんはあいつがいつかこういうこと仕出かすって思ってましたよ、えぇ」
シンシア「ど、どうしようルキナ……?;」
アズール「ど、どうする、ルキナ?;」
ルキナ「あなた方はこういう時だけ私に頼りますよね。……頼るなら、一番年上のロランにしてください」
ロラン「Σ何そのキラーパス!!?; と、年上って言ったって、時間時空がアレやコレをしただけで、実際は皆と同じくらいですからね!!?;」
マーク♀「じゃあ、ここはあえて一番年下のンンさんの意見を聞くのはいかがでしょう?」
ンン「マーク。最年少は私じゃない。あなたです。」
マーク♀「マークちゃんなら撤収を取りますよ」
ルキナ「……ま、いいでしょう。……皆さん、撤収の準備を」
「「「さらばだっ!!!」」」
END…
第4週目はFE覚醒子世代でした!
さぁ。これで、今年のお祭りも終わり。
……親世代は? って?
……ほら……、FE☆Timeがあるから……(震え声)
じゃあ、また来年!!!